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魔法戦隊マジレンジャー
ステージ1『旅立ちの朝〜マージ・マジ・マジーロ〜』って、マジ?



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2月13日
三連休の最終日。寒さは戻るし、新生(?)『かいけつゾロリ』は去年一年分の総集編だし、ナジョーとナリーに馴染めないしと、新番組が始まる前にクールダウンしちゃった日曜朝ではありますが、 まずは前作のイメージを頭の隅に畳んで片付け、行ってみようか特撮感想日記〜

魔法戦隊マジレンジャーステージ1『旅立ちの朝〜マージ・マジ・マジーロ〜』
ロボ勢ぞろい(というか2段変身後の姿?)や、爆発背負って採石場を突っ走る5色の戦士という、正統派ジャンクションに心ときめいたその後に、 レニー・ハート女史の巻き舌スーパーヒーロータイムcallにびっくり仰天。人里へ脅威が及ばないよう、自然の中で踏ん張る今期のヒーローは、(イメージを)食うか食われるかのガチンコ勝負、 PRIDEのように一瞬たりとも目を離せない……って意味ですかい? どっちかをアーバンヒーローにしとけば無問題だったのに…っていうか先行するウルトラマンが似たようなシチュエーションなんですけどぉ。

街の遠景から始まったステージ.1 どう見ても海外です。スカイタワーです、オークランドです。金あるなぁマジレン。 って思ったら、主人公らしき学ラン少年がサッカーボールをドリブルしてるのはナンちゃって外国なショッピング施設。 「フーセン、フーセン♪ あ、リナの風船が……」と少年とぶつかった子供(松本梨菜)とその母親(水月優希)も日本人。 マジレンの舞台は一体どこなんだ〜 実は懐かしの無国籍ヒーロー物?

ただ、この物語の敵役が暗い地底世界にいるのは確かです。 カラータイル舗装の路がアップになって、石筍と鍾乳石に挟まれた広大な空洞を飛ぶ、妖幻密使バンキュリア(声 渡辺美佐)に場面が転換。円い竪穴に飛び込んで、空中で羽たたんで宙返りする女性幹部はカッチョいい!  腰に生えた羽での高速飛行は一昨年の結花ちゃんを思い出しますが、モリガン(byヴァンパイアハンター)と書いた方が世間一般への通りは良さげ。 今からパンクなナイとゴスロリのメアに分離する時が楽しみです……っていうか『下妻物語』な少女幹部は今週出番ナシなのねん。

「みんな、目覚めたようね」逆バベルの塔というか地の底へ届く穴の各階層には、CG増殖された手下たちがいっぱい。最深部にはドライアイスの煙たなびく謎の池(底からライトアップ)やら、 凱力大将ブランケン(声 江川央生)が座る玉座やら、クール系でいかにも裏切りそうな魔導騎士ウルザード(演・磯部勉)が様子を伺うのに適した横穴が完備されていて、 悪く言えばアリガチな……良く言えば伝統にのっとった由緒正しい悪の総本山ぶりです。

「お目覚め? ブランケン様、ご気分は」バンキュリアの挨拶に「最悪の気分だ」と青い体に融合したスチームパンクな半身から蒸気噴出すブランケン。 「いーかテメー等、これから我等がインフェリシアの掟のもと、地上のムシケラどもに、極上の恐怖を味あわせる! 喰らい尽くせぇ」 赤いケープをひるがえし大剣を振り上げアジテーション……ヒーローショーの悪役っぽくて、クイズでも出しそうな雰囲気です。 寝起きが悪くて動きが面白い凱力大将様なら、いつか点呼ギャグをしてくれるに違いない! 

そんな『ロード・オブ・ザ・リング』っぽい深い竪穴風景から一転して、軽快なOPテーマの背景はニュージーランドの海岸線や緑に覆われた丘陵地帯、そしてオークランドの地下鉄ホームや上空を、かっ飛ぶスカイホーキーに乗った5人組。 いや、ロケ地的にはやっぱり『ロード・オブ・ザ・リング』に関わり深いんだけど。あと体形の違いに普段とは違う横回転の多い殺陣、そして何よりEDのアルファベット名の羅列……OPや提供背景のマジレンジャーさんは、南半球の方でしたか(爆発カットとアップは日本人スーツアクターかな)。

と言うわけで本編は、真夏かもしれない小津家の朝の食卓から始まりました。女性陣がカーディガン着てるから、多分冬(=北半球)なんだろうけど。 緑の長男・蒔人(マキト 演・伊藤友樹)が持ってきたのは「産地直送、採れたて兄貴サラダ!」ちぎったキャベツレタスに茹でホウレンソウの髪の毛、ミニトマトの目にパプリカの耳と鼻、焼きかぼちゃの口はいいとして、まゆ毛は揚げサツマイモ(皮付き)かな。(←訂正・メルマガで判明…眉はシイタケだそうです。鼻はニンジン)

桃色の長女・芳香(ホウカ 演・別府あゆみ)は食べる人専門「うわー、美味しそう。麗ちゃん、ドレッシング取ってv」と、 大人しくてシッカリ者の青い次女・麗(ウララ 演・甲斐麻美)をマジックハンド代わりに使う、ぽややん属性。しかも惚れっぽくて、モデルの身で27歳イケメン独身カメラマンと新しい恋を始めたばかり……トラブルメーカーなダメ姉路線が今年のトレンディと東映はにらんでいるのか〜。

……問題は第二のトラブル属性、黄色い次男・翼(ツバサ 演・松本寛也)。「なんとかならないのぉ、そのネーミングセンス。食欲なくすぜ」食欲なくすのは視聴者ですから、残ネーン!  ああ、写真見たときはイケメン兄ちゃんだったのに……初期のバンや剣崎を懐かしく思い出すこの発声法、 小学生じゃないんだから喉でしゃべるな、役者だろうがっ。ええい、クローン元の波田陽区に斬られてしまえ〜 ってウソです。一年後の成長が一番楽しみな兄ちゃんです、ええ、とっても。

「恋の魔法、かけられちゃったのぉ〜」と朝からのろける芳香に、魔法を信じるかと聞かれ「魔法? なに子供みたいな事言ってるのよ。そんなもの信じてるわけないでしょ」と、後の展開考えると大ウソツキな白いお母さん・小津深雪(演・渡辺梓)……いやぁ、グリンダをもじった名前でなくて良かった。 しかし得意な属性にちなんだ命名って小津家では蒔人とママンだけなんだねぇ。他のメンツは頭文字ネタ(別名タテ読み)以外の意味はないのか……残念。

そして三男坊は日曜朝からサッカーの朝練……と思ったら
「麗ちゃん、テレビつけて」な長女のお言葉で、回転式チャンネルTV(もはや骨董品か?)のスイッチ入れにいく次女。そこに映し出された朝のワイドショーが生中継してるのは、近くのショッピング施設で風見鶏目指してポールを登る、お莫迦なガクラン少年。 「おー、バカと煙は高いトコに登りたがるって言うけど、本当だったんだなぁ」のんきにしていた蒔人達は、カメラに向かってピースした顔にビックリ。 ちっちゃな女の子にぶつかって自分が転んじゃうほど身も軽ければ(?)頭も軽い、末っ子・魁(演・橋本淳)でした。「うちのバカだったかぁ」頭かかえる、ちい兄(次男)。

「もう少しだ、頼む、じっとしててくれよ」魁(カイ)が目指してるのは、女の子が手離し、風見鶏に絡んだ赤い風船。「やった、取ったぞー」女の子に笑顔を向けた瞬間、お約束ながら落下。 カフェの布張りヒサシでうまいことバウンドして、電飾コードに掴まってターザンの果てに、空中前転。 オープンカフェの席にスポンと収まり、同席した外国のオジサンから「ブラボー」と握手を求められる魁……レゴラスのアクロバティックな戦闘へのオマージュですかい。

風船と引き換えに、「ありがとう!」って感謝の言葉と預けていたサッカーボールを女の子から受け取った魁は、中継してたレポーター(水島よう子)に掴まる前に、 駆けつけた兄貴たちにハタかれて拉致されました。しかし3人並ぶと意外と背の高い末っ子。だ、大丈夫だろうか、一年後にはスクスク伸びて巨漢のパワーファイター設定の長男を軽く抜き去りそうで心配です。 って、実写セーラームーンでも似たような心配をした様な……?

「これ以上恥さらすなっ」ひと気のない……『アットホームダット』で毎週見ていた無国籍な住宅街で、家族総出の説教を受ける魁。 弁償すればいいと即物的な翼に「あの子の風船は、あの風船なんだ」と気持優先の答を返したり、悪びれずに小林サッカーなリフティング(CG)してるあたり、反省の色は激薄です。 その上、足元から「ウーザザレ」なんて呪文と共に青い魔方陣は浮き出るわ、「皆、早く逃げて!」と母ちゃんに追い立てられるわ、 家サイズの青い冥獣トロル(ボロ布着用)は出てくるわと、説教だの反省だのしている状況じゃなくなっちゃいました。

魁が蹴ったボールを軽く弾いて迫ってくるトロル。頭の上に落すべきコンボウも鼻に突っ込むべき杖もない今、近場の乗用車を持ち上げたトロルへの対抗策は 「ついにこの日が来てしまった。天空聖者よ我に魔法の力を」と金色のケイタイを三段階に伸ばして「魔法変身! マージ・マジ・マジーロ!」とやっちゃうお母様。 白い魔方陣から雪の結晶飛ばして、玄田哲章ヴォイスでマージ・マジ・マジーロ……ポーズがなんだか飛びます飛びます(by坂上二郎)。 ところで、白コート姿で変身エフェクトって事はマジマザーは滅多に出ないのか……属性の都合で冬季限定?

「マジナ!」と吹雪で包んで投げつけられた自動車を消したり(テ、テレポートだよね?)「闇の亡者よ消え去れ、ジルマー・マジナ」とトロルを凍らせ「チェックメイ」と指パッチンでハジケさせるのはいいけれど、 コナゴナ死体の始末は……埋立地にでも転送したと思っておこう。

駆け寄る子供たちに帰る道すがら、何にも説明はしなかったらしく(そりゃ、ご近所さんの手前……ね)自宅のリビンクで、 実演から始めるお母さん。「マジカ」とケイタイのアンテナにあたる部分を光らせてポットを浮かべてお茶を淹れ「ジジル」とケーキ出してますが、 台所から卵と生クリームと小麦粉砂糖、そして口座から光熱費が等価交換でなくなってたりして。

「すごーい、魔法使いみたーい」目玉見開いてのビックリ演技、翼だけは違和感……いやいや、そんな事より「だって、魔法使いだもん」と説明前にお茶を優先させるママンが可愛い。さては……イギリス系ですな。って事は長男が家事を手伝いだすまで、小津家のディナーは……うわぁ〜
ともかくお茶を飲み終わってレクチャー開始。怪物は地底冥府インフェルシアの冥獣「わかりやすく言うと地獄の化物よ」 そして白いお母さんはインフェルシアと戦うために天空聖者から魔法の力を授かった魔法使い……つまり、それがマジレン世界の魔法使いの定義って事ですね。こりゃ、どれみに繋がる魔法少女モノも頭の隅に片付けといた方がいいかな。

「マジーロ」で、上の子4人のコートや上着を、4色のジャケットに変え、その襟元にはクリスタル……じゃなくて各色のペンダントをプラス……ついに男の子にも子供向けジュエリー産業の魔の手が。 さらにハリポタという単語がなぜか浮かぶ、黒い頭巾つきローブ(金のMの字マークつき)まで出したばかりか、 子供たちの右手にキンキラ携帯電話マージフォン(天空聖界マジトピアとの連絡ツールで多分パワーソース)を出現させます。 「あなたたちはソレで、空の上に住む天空聖者から魔法の力を授かり、魔法戦隊マジレンジャーとなるの!」ハトが豆鉄砲な4人は、さしずめ親が妙な宗教にハマりだしたって雰囲気。

「って、母さん俺の無いんだけど」1人学ランのままの魁は仲間はずれにされて焦ってますが、第1話の展開は早くって、今度は山中で「ウーザザレ」と新たな魔法陣が出現。 マージフォン見て「また来る」と顔色かえるお母様「蒔人、芳香、麗、翼、いって、戦うの」いきなり我が子を戦場へと駆り立てます。「大丈夫、あなたたち兄弟ならできるわ」その自信の根拠はなんなんだ。 より強力な邪悪な力を感じるから「お母さんはそれに立ち向かう為に、もっと魔法力を蓄えないといけないの」なぜかお母様はコエンマ(by幽々白書)みたいなご発言。

ビビる芳香を後押しする蒔人、嫌がる翼を引きずる麗、そして一番やる気があるのに何のアイテムももらえなかった魁は、今になってフーセン求めてポール登ったツケが回ってきてました。 戦士として戦うには高校生は早すぎる……ってのは表向き。「あんな無謀な姿見たらとても任せられない」勇気と無茶は違う、恐れを知らないものに本当の勇気はわからない「本当の勇気がなければ魔法は使えない」とお母様はクギぶっすり。 「いいよ、もうっ」と飛び出した末っ子を見送った後、魔力チャージ体勢に入ったお母さんは、魔方陣描いた上に組み立てたピラミッドの中でおこもりです……って二階でですか(空に近いほうがいいのかな?)。

中CMアイキャッチは……こりゃまたプリキュアよりもリリカルな効果音ですなぁ。ギャレンの変身SEとタメ張れそう(ん?)。 ところで変身インナーCMのヒーローが会いにくるってのは、出張“ボクと握手”ってヤツでしょうか。 あと、ED前のバトルセットCM。“イメージ映像です”とか“変身できません”ってテロップは良く見るけど“ケイタイ電話やおうちの電話では遊ばないでください”ってのは、初めて見ました。お母さんが押してた番号を光で隠したのも、イタ電への配慮でしたか。

さて、CM明けアイキャッチは主人公マジレッドですが、山中に湧いて出た冥府兵ゾビル(戦闘員)と戦うのは、先行の4人組。 「きもい、今度はうじゃうじゃいる〜」蒔人の背から覗く芳香も、文句言ってた翼も連中が街に下りちゃ大変と「やるっきゃねえのか!」いきなりノリノリで「魔法変身だ!」 と黒いローブ脱ぎ捨て(さすがに夏には脱ぐのかな、コレ)『天空聖者よ我に魔法の力を。魔法変身! マージ・マジ・マジーロ!』それぞれポーズ決めて、 ジャンクション(FF8)というか、アニメデジモンでの合体と言うか、ペルソナ召喚と言うか、ミーディアム装備と言うか……ともかく変身。

『マジレンジャー!』とCGケープをなびかせたり、本物ケープをくるっとひるがえす様を頭上から撮っての名乗りはカッチョいいです。 「うなる大地のエレメント、緑の魔法使いマジグリーン」と木漏れ日の中ムキムキポーズしたり、 「吹き行く風のエレメント、桃色の魔法使いマジピンク」と花びら散らかしたり、 「たゆたう水のエレメント、青の魔法使いマジブルー」とナイアガラの虹背負ったり、 「走るいかづちのエレメント、黄色の魔法使いマジイエロー」と雷雲背にお腹強調した……ゲフゲフ……スーツのデザインのせいなんだよね。前期のブルーの方がゴレンジャーのカレー好きに見えるのは。

「お兄ちゃん達が変身した」 木陰から様子を伺う魁の目に映ったのは「俺たち兄弟の力を見せてやるぜ!」と大地の魔法使いのくせに忍法空駆けする長兄。 「草や木よ俺に力を」とその辺に落ちてた枯れ枝を投げつけ「マジスティック」と杖を手に「ジーマジカ!」とゾビル達を伸びた木で拘束したり(CCさくらの“ウッド”風)、 杖を変化させたマジスティックアックスで大地をぶん殴り「グリーングランド!」と土のマップ攻撃は魔法使いらしいけど、 トドメは「力が漲る、魔法のパワーだぁ」と斧でメッタ斬り「チェックメイ」……魔法使いと言うよりドワーフ戦士ですがな。

「マジカルショータイム!」マジブルーはなぜか池へ移動。「みなさーん近くで見ないと損しますよ〜」とゾビル達を池へ誘いこんでわざと包囲させ 「じゃあ行きます。ほとばしる水よジーマジカ。ブルースラッシュ!」とハイドロポンプ(byポケモン)。 「はい、おしまいです」と最後に高速横回転跳びさせられてるゾビルさんが何気に凄すぎ。星がクルクル回ってるところへ 「おまけ、麗の星占い。今日のあなた方の運勢は、運気最悪ピンク色が不幸を招く」えっと、水が無いときはカーサスみたいに大気中の水蒸気から水の剣でも作るのでしょうか(それとも常時エビアン水携帯?)。

そして再び森では「みーんなまとめていっちゃうわよ〜。変わりまーす。マージ・マジーロ」 芳香ちゃん扇風機って……ピンクの潜水艦(byペティコート作戦)よりタチの悪い家電に変身です。「風よ吹き荒れろ ピンクストーム」って、落下ダメージなのかカマイタチなのか、ニオイなのか毒ガスなのか(マテ) 「ピンク色が不幸を招いてごめんね〜 芳香ちゃんの勝ちv」終盤は風洞実験用の巨大扇風機に変身するのかなぁ。

「やるっきゃないならやってやるぜ」広場に出た次兄は「轟けイカズチよ、ジージジ」となんだか漏電してそうな呪文で雷撃召喚。 「マジスティックボーガン! イエローサンダー」と火矢ならぬサンダーアローで攻撃「こんなもんかな、へっ」 ……4人とも天空聖者から魔法パワー以外に戦闘経験値も貰ってたんでしょうか。それともお母様がベッドに仕掛けた睡眠学習かなんかの効果かな。 ほら、魔法使いはお掃除3年、鍋8年と(言いません)。何となく修行や勉学がツキモノじゃん。

でも時間はまだ7時49分「ウーザザレ」と3度目の正直な魔方陣は、雷鳴と闇を伴ってて「来た」と自宅のお母さんの顔色も変わります「でもまだもう少し……皆頑張って」しかし、お母さんも魔法力溜める時はローブ装備か。 変身前の黒ローブ……ダイの剣のサヤのような魔力チャージ効果のある必須アイテムだとしたら、夏場ロケでの熱中症が心配です。

紫の煙と共に出てきたのは、トンガリブーツにディーソードベガの柄飾りの流用っぽい肩飾り、ヒーローっぽいマスクは紫に金の縁取りな魔導騎士ウルザード(演・磯部勉……人間態もあるのかなぁ)。 「ウーザザレ」の呪文一つで地上へ冥獣やゾビルを送り込むばかりか、剣と盾も召喚してのける一つ覚えサン。呪文に目的語が要らないマジレン世界……何となく違和感あるけど、テンポ命の戦隊モノじゃ仕方ないか。

盾に真っ赤な目玉が輝くのは冥王サウロンの配下(……って物語が違います)というか、指輪はめて心を失った王達みたいだなぁ(だから違うっちゅーに)。 「ドウ・ザ・ウル・ザザード」と幻術のオオカミをけしかけたり「魔法使いは俺ひとりでいい」と木野さん(by仮面ライダーアギト)な発言したり、呪文を唱えるわ言葉しゃべるわと、魔法使いなのかと騒ぐ女性陣に「闇に生まれ闇に帰す 魔導騎士ウルザード」と名乗ってみせたり、 マジックアイテムを持たない魁を見逃したりと、堕ちた元ヒーローなのはほぼ確実、かな。

「怖いもんか、勇気なら誰にも負けないんだ」と家では母ちゃんに言い返してた魁でしたが、いざ本当の危機に遭遇すると「助けなきゃ、兄ちゃんが、姉ちゃんが。でも怖い。足が動かない」とガクガクモード。 でも、相手によって出したり引っ込めたりするのは本当の勇気じゃなぁ〜い……と、別世界の魔法使いも言ってます。そりゃもう、ここで鼻水ずるずるで飛び出さなきゃ魔法使いじゃな〜い(←偏見)。 「マズはお前から血祭りだ。くたばれ」とマジグリーンめがけて剣が振り下ろされた瞬間、 「兄ちゃん達から離れろっ」思わず足元の缶を蹴っ飛ばし、ウルザードの頭にクリーンヒットさせる、顔は子供、声とタッパは大人の魁くん(高2)。

「大事な人を守りたい、一途な気持で恐れを越えるそれが勇気」ピラミッドの中でお母さんはにっこり。 出来れば小ざかしくて冷静なオツムの大事さも末っ子に教え込んどいてください。 マジレンジャー4人を庇って生身で立ちふさがる魁くん「愚か者めが、歯向かう者に容赦はせん」とウルザードが振り下ろした剣を「俺はマジだぜー」と掴んだその手に、マージフォンの光を発動させたから良かったものの、フツーだったら右半身と左半身、泣き別れですよ。

ともかく、金色の光でウルザードを下がらせ、兄弟お揃いの黒ローブとジャケットを授かる魁くん。 「勇気を示した時、魔法は応えてくれる」と母ちゃんが言ってるあたり、赤フウセン持ってターザンしてた時から天空聖人の加護は受けてたって事なのかな。 「燃える炎のエレメント、赤の魔法使いマジレッド!」魔方陣でイフリート(FFシリーズ)ぽいのとシンクロする魁くん。 「赤の魔法使い? フ、ゆけ」と鼻で笑ってゾビルたちを差し向けるウルザードは、昔ヘタれな赤を見た事があるのかな。それとも当人が元マジレッド?

「兄ちゃんねえちゃん、ココは俺に任せろ」いきなり森から広場へ移動のマジレッド。 切り込み隊長な一体のゾビルを「サッカーボールに変われ! ジーマ・マジーロ」とやってますが、サイズも模様もサッカーボールと違〜う(この辺が新米魔法使いらしい所?)。 「俺の必殺シュートを受けてみろ!」うーん、コナンというより日向小次郎かなぁ。オーバーヘッドキックって……どんどん魔法使いから離れて行ってるよ。ボール、爆発してるし……これ、ハリト唱えてウサギを出すようなモンじゃあるまいか?  いや、ゴレンジャーとか意識してるのは解っちゃいるが。

「やったぜ、へへーん」と得意がってたら、またまたやってくるソビルたち 「キリがねーなー。こうなりゃお遊びは終わりだ。マジに行くぜ、マジスティックソード」クルクルっと回す剣さばきは見事だけど、ますます魔法使いから……魔法戦士のファイア剣とでも思っておこう。 ゾビルのカブトを斬ったら、中から粘液ドロドロの本体が出たり歯むき出しの口から、色々垂れたりするのは洋風……かなぁ。西洋文化圏ってなぜか粘液タイプのスライムが好きだし。 ともかく前年度、剣をメイン武器とするライダー演ってただけあって、チャンバラは華麗の一言。しかし残念、アテレコが浮いてる。

「炎よ我を包め、マジ・マジカ。レッドファイアー」って、それは科学忍法火の鳥というか、カラクリ忍法火炎鷹というか、そっか、素の防御力が最強で身軽なマジレッドのクラスはニンジャかぁ(byウィザードリィ) 戦斧をふるう戦士に、ボウガン使い、そして後衛の魔法使い2人ってなかなかバランスいいじゃん、あとは僧侶が一人ほしい……って話がズレた。 「チェックメイ」と指パッチンでゾビル大爆発(ナパーム)後「魔法ってスゲー」とクルクル喜ぶマジレッド。

「やったな、すごいぞ魁」左腕を庇いながら駆け寄る長男とその他に、「どんなもんだい、ふっふーん」と腰ひねるノリノリぶり……よっしゃーってソレはなんだかデカレッド。高岩さん、去年のEp1ピンチヒッター時に開眼してたのか。 ともかく物語の方は、イエローに「調子に乗るなっ」とハタかれ姉ちゃんたちに呆れられ、一通りケリがつきました。 「なかなかやるな、マジレンジャー」と敵のウルザードからもお褒めの言葉を頂きます。

「次はお前だ」とレッドが崖の上の紫戦士を指差したら「身の程知らずが」と大地に巨大魔方陣を出すウルザード。 「ウー・ウル・ザザレ、いでよ魔導馬バリキオン!」と黒い金属質の馬を呼び出します。羽もついてないし一本角もついてない、8本足のスレイプニルでもない4本足のフツーの馬タイプ……つまらん、と思ってたら 「ウーザ・ウル・ウザロー(ウラロ?)」と空中に描き出した魔方陣を突き抜けて巨大化するウルザード。 「ウーザ・ドーザ・ザンガ」で魔導合体ウルケンタウロスとなって剣と盾を構えます。その威容をマスクに映して「マジ?!」とビビるレッドでステージ.1は終了〜。まぁ、ケンタウロスタイプなら一昨年のCGデータが山ほど……流用できるのかなあ。

EDコーナーは謎の鉢植え(声 比嘉久美子)による……
「魔法呪文口座でございますですぅ。今日の呪文は、マージ・マジ・マジーロ。マージフォンで天空聖者の力を授かり、 マージレンジャーにヘンシーンでござりますです〜。え、ぼくチンは誰かって? んふふ、それはまだ秘密でございますです」
マンドラゴラのマンドラくん(仮称)って呼ばせていただきますですぅ〜。出来れば誰もいない時に鉢を抜け出して、毒舌日記をつけてほしいでございますです〜 って、それじゃサボテンくんか(by聖剣伝説LOM)

EDは、『奥様は魔女』で魔界のお城になっていた、アバレンジャー第37話でリジュエルが父ちゃん母ちゃん集めてた、群馬のロックハート城と大きな月を背景に踊りまくる5人組。 影だけがこける魁とか踊るホーキとか『魔法使いの弟子』(ディズニーの)風味です。っていうか本編でススけてた翼が一番輝いてるよ〜 踊ると吹っ切れるタイプ? もしかして響鬼のミュージカルシーンを照れずに出来るのはマジイエローとブランケン?

次回予告 ステージ2『勇気を出して〜マージ・マジ・マジカ〜』
「いつだって勇気が魔法を教えてくれる」マジマザーが巨大化して戦ってるー、しかもやられてる〜『おかーさーん!』ポポロクロイスとのタイアップですか〜(おかしいなぁ、ソニーはスポンサーじゃないはずだが)。 「愚かな、魔法は力。そして力こそが全てだ」とのたまうウルザードに対抗して、来週は魔法大変身……いわゆるロボ戦。二段階変身って事らしいので動きもメカっぽくなく、甲冑着た人間と感じられる滑らかさです。うーん、やっぱりデジモンに見える。

あ、お母さんの運命を案じないと。ガラスの棺で眠りっぱなしか、魔女ガエル化か、石になるのか、インフェルシアに拉致されるのか。白鳥にされて来年の冬まで戻ってこないってのもアリかなぁ(……WJ封神演義の趙公明オチだけはイヤ)。

そんな全ての感慨を「スーパーヒーロロロ〜タイム、シーユーネクストタイム」と、レニーハート巻き舌で吹き飛ばされちゃったわけですが……コレは、プリキュアが始まる前に視聴者にディスペルかける高度な呪文っスか?

後もう一言……
戦隊と魔法のコラボ。5人の合体技はゴールデンハンマー(byレベルEのカラーレンジャー)みたいなのがいいなぁ。


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