忍風戦隊ハリケンジャー巻之九『雷兄弟と砂時計』 かも?



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まずは、忍風戦隊ハリケンジャー……結論。
今日は二人だけハリケンウィンガーで飛びました(^^)
じゃなくて、本日の中忍(怪人)季節外れの巨大ゼミ、繁殖忍者クッツク法師、 低い声にゴツイ体でミンミン鳴くけど、実はメスなのでしょうか?  昆虫の性別は良く分かりません。じゃ虫兄弟も実は……(ウソっす)
で巻之九『雷兄弟と砂時計』のお話は……

まずはジャカンジャの侵入社員もとい、新入社員である虫兄弟ことゴウライジャーとタウ・ザント社長との面談による、雇用契約締結です。 住み込み三食昼寝付き、ではなく、『アレ』を手に入れるために必要である『地球を腐らせる事』はジャカンジャにしか出来ず、 しかし、ゴウライジャーが握る『アレ』に関する情報も必要。という訳で雇用成立。

で『アレ』を入手後の所有権は殴り合いか逃げ足かあっち向いてホイ勝負かも未定のアバウトさですが、いいのかなぁ。 契約書は熟読してイザと言う時の解雇の際には、抗議するなり訴えるなり、 貰うモノ貰える方法を考えとかないと今の世の中、厳しいぞぉ。

初仕事は繁殖忍者クッツク法師との共同作戦ですが、チュウズーボの反対直訴を、 「タウザント様に対して何だ、その口の聞き方は?」と、社長……いや首領の権威を借りて黙らせるあたり、 クワガライジャーはヘッドハンティングされてきた有能だけど性格の悪いエリート社員ぽくていい感じです。
「ねえねえ、いい感じじゃない? ゴウライジャーって」「ゴウライジャーさまぁ」
と女子社員、じゃなかった、ウェンディーヌとフラビージョにも人気があってイヤミ度アップ

一方、『アレ』が何か分からない信号トリオことハリケンジャーとおぼろさんとハムスター館長。 「なんで」連発熱血レッド(鷹介)以外は、なぜかババ抜きに興じてます。そして「今日は解散」。

虫兄弟とジャカンジャとの共闘に関して「そんなの、本人に聞かなきゃ、わっかるわけないだろー」と言い捨ててバイトに向かう青と黄色。 そしてマジに聞きに行くレッド。たしか鷹介も窓拭きのバイトをしてたはずだが、清掃会社はもう首かな?

一方、「頼んだぞ、時間は限られておる」と砂時計をひっくり返すチュウズーボ。

夕闇迫る菅公神社前で女子高生が季節外れのミンミン蝉の声に包まれます。首筋にはりつくセミの幼虫。 気を失った女子高生は「宇宙忍法蝉移し」という声と同時に光に包まれ瞬間移動。
茜色の地下道ではOLが、夜の歩道では酔っ払ったサラリーマンが(彼だけアブラゼミ)同じように……。

多発する行方不明事件の報道を、マペットの可愛さ超up、夜行性の館長が見ているとプチッとおぼろさんがテレビを消す夜半過ぎ、 川原では虫兄弟が焚き火中。「奴らを刺激するな」とカブトライジャーは兄ちゃんらしく弟クワガライジャーの言動をたしなめつつ 「我らには切り札がある」と自信満々です。

一夜明けて、迅雷の谷で、ボロボロの迅雷流の旗を拾い、在りし日のライバル忍術熟を襲った悲劇を想像する鷹介。 キンキンキンっと、手裏剣が投げられた方を見上げれば、相変わらず高いところの好きな虫兄弟。さっそく質問です。
「質問その一 アレってなんだ?
質問その二 それってそんなに大事なものなのか?
質問その三 地球を見捨ててジャカンジャの仲間になるほど大事なもんなのか!」
「答えはYESだ」……殴られました。その一には答えてません。
「仲間をおフダにされて悔しいんじゃないのか」なおも話し合おうとする鷹介の胸倉を掴み一鍬回想モード。

ジャカンジャ襲撃の日、封印の洞窟でゴウライジャーの力を手に入れた時から、日陰者に甘んじる腐った迅雷流には未練が無いらしい。
「自分さえ良ければいいのか?」とちょっとチグハグな質問の鷹介にキレて変身するクワガライジャー。 兄の一甲は生身の鷹介をボコる弟の様子を高見の見物。

そのころ街では、出前中のソバ屋の店員や買い物帰りの主婦が消え、けんだま片手の黒子の首スジにもセミの幼虫がっ……しかし、ポト。
「何だ、人間じゃなかったのか、なら用は無い」
や、やっぱり情報収集と記憶消去が任務の黒子は、おぼろさんの作ったメカでした。

その黒子の報告でやっとジャカンジャの活動を知ったおぼろさん、訪問介護帰りの吼太と、紫の振袖着て演歌の営業中だった七海に指令。 ボコられ中の鷹介はそれどころじゃない。

「100人のイケニエを手に入れるのだ、時間は限られておる」と、なぜか秒針と鐘の音がする砂時計を前に大騒ぎ、フラビージョとウェンディーヌの不審を招くチュウボーズも、 ヤケクソ状態で幼虫を撒きまくるクッツク法師も、それどころじゃ無いほどテンパッてます。

やっと100人のノルマ達成に喜ぶクッツク法師の腕に絡む青と黄色のロープ。
「誰だ」と問われてロープを持ったままシノビチェンジしたらしい七海と吼太は、団長に鎖絡めたまま着替えたクラピカ並みの不条理さ。

戦う気、満々のクッツク法師ですが、チュウズーボの厳命で「宇宙忍法蝉立ちぬ」 (オシッコひっかけて飛び去るという朝食時に反則な忍術) にて逃走。それを『ハリケンウィンガー』で追うブルーとイエロー。 短いカットが残念です。
「まずい、かなり時間を無駄にしてしまった。ゴウライジャーは何をしておるのだ」

襟を掴まれ崖の上に宙吊りにされても、話し合いを求める鷹介を、 「ただ斬る」と“ガケ下に落として”いました。あと「甘えたガキめ」と言葉で追い討ち

さて、山中でクッツク法師を探すイエローとブルーは白い蜘蛛糸のようなモノで木に縛られ、セミの幼虫をはりつけた人々を発見。 「見たな」と、いきなり計画をしゃべりだすクッツク法師。呪文を唱えるとセミの幼虫は寄生した人の生気を吸い取り羽化して、 100人の人間に卵を産み、それがまた羽化すると100人の……と、セミで埋め尽くして地球を腐らせるそうな。
「そんな事させない」
と、ここでCMがはいりますが、その間も戦闘は続いていたらしい。

実は激弱クッツク法師、CM明け数秒後、二本のハヤテ丸を喉元に突きつけられ絶体絶命。そこへ救いの二つの影。 しかし、生身の一甲と一鍬にやられてどうするブルーとイエロー。

強い ゴウライジャー  生身の虫兄弟 ハリケンジャー 生身の信号トリオ クッツク法師 一般人 弱い』かも?

虫兄弟の、相変わらず暗いところでテレビに近づいて見ると危ない感じなシノビチェンジ後は、 戦闘から手の離れたクッツク法師は「クッツクホーシ、クッツクホーシ」という呪文(?)を唱え、羽化の儀式を開始。

ハリケンイエローが超忍法舞獅子で分身すれば、超忍法幻甲で巨大化したカブトライジャーに踏まれて埋まり、 ハリケンブルーの超忍法水流波は円月の型でマホカンタ、「お前達の技は全て見切った」と、やられっぱなし。 いつも崖の上からハリケンジャーを眺めてたのは煙と何とかじゃなかったらしい。

「鷹介はどうしちゃったのよ」「今頃夢の中だろう深い谷底でな」と、そこへボロボロの鷹介登場。
「崖の上から突き落とされて(突いてません)吹っ切れた」とシノビチェンジです。 「失望したんだ、あったま来てるんだ」と武器を足で弾き一発蹴りを入れますが、ガジェット(必殺武器)を先に出され、一方的な戦いに。

クッツク法師の儀式も最終段階。白く輝く成虫の羽根が伸び、戦いはゴウライジャーがダブルガジェットを構え、絶対絶命のハリケンジャーと地球。と、その時、
突然声を詰まらせ、目の輝きが失せ地に横たわり痙攣して白く変色するクッツク法師。同時に羽化寸前で消滅する幼虫。気がついて騒ぎ出すイケニエの人々。 落ちきる砂時計。

「説明しろ」とのタウザントのご下問にポソリ「……寿命」
「寿命で死んじゃうなんて作戦立てたチュウズーボがバツだよね」
「セミの寿命は短いというけれど」
一昼夜じゃ、セミと言うよりホタルかも。

「作戦が失敗ならばこれ以上留まる理由は無い」とゴウライジャーは去り、ハリケンジャーは命拾いです。

えっと、クッツク法師も復活巨大化しましたが弱さは相変わらずなので、かっきり1分でやられました。 寿命数時間のカゲロウですらありません。シャボン玉忍者と認定します。

ジャカンジャには勝ったものの、ゴウライジャーには完全敗北。黄色いフィルタの黄昏の中、落ち込むブルーとイエロー。レッドだけは元気です。 「な、特訓しようぜ、今から」抗議を無視してハッスルしてました。

来週はついに、ゴウライジャーの乗り物登場。……バイクなんだけど、かみなり族(暴走族を示す死語)と引っ掛けたんじゃあるまいな。 そして、巨大ロボットの名前が『轟雷神』と教えてくれた『てれびくん5月号』のCMさん、ありがとう!!


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