忍風戦隊ハリケンジャー巻之二十四『タイコ稲妻』かも?



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曇り空でも暑いいものは熱いっ。
さぁ、今日も熱く行ってみよ……う……か……な、あ、暑い。

オープニングの人数やらメカやら賑やかになった 忍風戦隊ハリケンジャーからね。
巻之二十四『タイコ稲妻
信号トリオ(ハリケンジャー)の基地(?)では、おぼろさんが先週の映像を再生しつつ戦いの分析中。 ハムスター館長は、シュリケンジャーの正体は御前様その人。我らの戦いぶりに喝を入れるためだと戦々恐々。

一方、ジャカンジャ本部センティピードでは、フラビージョに20点減点食らってもくしゃくしゃポイっと全然気にしないサタラクラが、 新たな中忍を呼ぼうとしています。でも、今回の中忍はサーガインのカラクリに決定。 というか、延々と呪文唱えて呪い実行中のマンマルバや、くノ一2人は中忍を出したことがありません。人望がないのかな?

さて、街では鼓六平というハッピ姿の兄ちゃんが和太鼓の練習中。しかし、晴天にわかにかき曇り大地を叩く無数の稲妻。 その不自然な落雷の中人助けしてる信号トリオ。単純に雷迅流の仕業と疑がって、駆けつけた虫兄弟(ゴウライジャー)の怒りを買います。 んーと、違いは稲妻の色?
見上げればビルで太鼓打ちまくり踊る怪しい影。サーガインのくぐつ、雷忍者ウナダイコ

鼓六平が見守る中、ウナダイコを攻撃する虫兄弟。「よくも真似たな、我ら雷迅流忍法を」……疑われたのがよほど悔しいようで。
「カトンボは叩き落とすだいんご」と負けずにウナダイコは雷攻撃……あれ、虫兄弟に雷が効くの?  と思ったら、カンガルーレットの頃より進んだ研究の成果のようです。
信号トリオも参戦しますが、くぐつゆえの硬さに阻まれ、宇宙忍法を食らって大ピンチ。

盗んだ技でよくもと怒れる虫兄弟は突然現れたマンマルバに足止めを食らってます。 成虫マンマルバの格闘シーンはカッコイイですねぇ。宇宙忍法火炎球でカブトライジャーにダメージを与えますが、胸を押えて苦しみ変身が解けた一甲にトドメは刺さず、
「お前の肩で笑う死神の声が大きくなったようだ。わざわざ相手をする必要は無い」立ち去ります(詰めが甘いかと)

敵はウナダイコ一体ですが、雷耐性のある虫兄弟もダメージを受ける強烈な雷撃が相手ではどうにもなりません。 一時退却した一行ですが、虫兄弟は別行動。

その代わりに現れたのはお祭り男、鼓六平。
一甲を案じる三人に「だらしのねぇ連中だな、お前らアレだろ。正義の味方つーやつだろ」「まあ」「確かに」 て、いくら後で記憶を消すからってアッサリとバラすなぁ。
で、太鼓を悪用するヤツは許せねぇ、お前らのかわりに俺が……と心強い事をいったとたん、 「センキュ〜」と軽〜い声。エセ外人(シュリケンジャー)が指を鳴らせばあっさり眠らされる鼓六平。で、変装かぁ。まるで快盗キッド? 「オケ、これなら怪しまれない。行動開始だボーイズアンドガール」……微妙に早口。もっと似せようよぉ。

信号トリオが口をぽかんと開けてニセ鼓六平を見ていたころ、一甲は雷迅流忍法カブトツチ? と金色のカブトムシを飲み込んで体内を投影し心臓近くに卵らしき影を見つけ……って、ウズラの卵? じゃなくて宇宙サソリの卵ですね。薬湯作り中の弟に見せないよう急いでジャケットを着てごまかしつつ、技を盗んだウナダイコへの反撃に燃えちゃってます。まるで消える寸前のろうそくのように。

ジャカンジャ本部ではマンマルバの『宇宙サソリの卵』に「こわい」「ほめてつかわす」と賞賛の言葉を幹部たちが送る中、サタラクラは新たな中忍と出演交渉中ですが……バンパイヤーン?  は、食い物は旨いし姐ちゃんはキレイ……との誘い文句にも今週は忙しいと断ったもようです。

さて、高台で雷エネルギー吸収し、この星を真っ黒焦げにする気満々のウナダイコに駆け寄る人影が……いや、 その前に、何だか虫兄弟が常に高いところに上りたがっていた理由がやっと分かりました。空中の雷パワー吸収のためだったとは。 煙と並び称されるナントカじゃなかったのね。

「ウナダイの先生〜」
先生と呼ばれて浮かれて取った弟子はもちろんニセ鼓六平。目的は至近距離から技を盗み弱点を見極めるためとは、まさに忍者です。
さっそく、実演講習のウナダイコを観察して頭部のウナギをかたどった金の飾りが雷を抽出するポイントと見切り、バチを投げ捨て意気揚々と“シュリケンボール”を取り出し正体をバラしますが。弱点を狙っている事までバラさんでも〜
「二度と懐には入らせないダイコ」あーあ。

さて、出撃前にちゃんと火の始末をする一鍬。けれどまたも胸を押える一甲。疾風流の医療技術に助けを求めようと言う弟を押し留め、 この位置で卵が孵化すれば死までは一瞬。その限られた命の使い道は
「ならばこのまま闇から光を支え続けよう。それが我らに出来るこの星に対する勤めだ」 うーん、今回明るかったのに何だか暗くなってきたかも。

ウナダイコの何かと言うと崖の上に逃げるヒットアンドアウェイ戦法と雷撃で苦しむ信号トリオとシュリケンジャー。三人なんか変身解けてるし。 けれど、突如登り旗たてて影の上に出現した虫兄弟が二つの和太鼓で別のリズムを打ち鳴らします。
「よいやっさー!」と太鼓勝負は風を呼び雲を呼び、上空で黄色と青の稲妻のぶつかり合い。

そのリズムは本物の鼓六平を目覚めさせます。
一甲の胸の痛みを押しての雷迅乱れ打ちは名人級で悲しみをおびた最高のバチさばき。(解説 鼓六平)
青いいなづまはついにウナダイコを圧倒。さらにシノビチェンジして弟がアタックランカーで追い討ちし、兄は雷撃斬を放ちます。

いきなり湧いたマゲラッパは残り四人の見せ場用……?(名乗ってないけど) ともかく戦闘員の助けも間に合わずウナダイコは、二重連ダブルガシェットで爆散してしまいました。

今回はコピージャイアントの説明をウェンディーヌがしてくれなくて寂しい。しかもシノビマシンの発進合体も大急ぎ。 見せ場はカブトライジャーの不調と新カラクリボール11号エイ型の『カブトスピアー』による究極奥義・とっかんほうしゃ突き?  (敵を突いて上空にポーン、遙か高みでチュドーン) と、そのトドメ寸前にかかってきた、御前様からの携帯電話で、シュリケンジャーの正体五里霧中化でしょうか。

落胆するジャカンジャ一同の中で、ギャラの額も折り合い来週中忍を呼ぶ手はずを整えたサタラクラだけはルンルン。
巨大ロボを見て気絶していた鼓六平は目覚めてすぐに、雷迅流雷太鼓のバチさばきの伝授をしてもらおうとウロウロしますが、 おぼろさんの記憶消去黒子ロボとシュリケンジャーに挟まれて指パッチン
「ミーのことは全部フォーゲェット」
実はエセ外人もロボットか?

さて、座り込む一甲を心配して寄って来た信号トリオに憎まれ口を叩くその真意は…
闇から光を支え続ける、「そのためにはあえてハリケンジャーにも憎まれよう」らしいです。よく分かりませんが。

次回『オバケと女学生』と古風な呼び方をされてる女子高生が構えるのは黄色いテニスボール。今まで妹第一の吼太に恋と失恋の予感ですかねぇ。


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