『釣りバカ日誌』釣りバカ仮面vsアバレンジャーの巻 テラ?



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8月2日
金曜日の夜7時半、なぜか響き渡る声は、西興一朗、冨田翔、いとうあいこ、阿部 薫の四人組!?
と言うわけで、いってみましょうか。

『釣りバカ日誌』釣りバカ仮面vsアバレンジャーの巻
東京湾に謎の巨大怪物の影(第19話あたり?)……というわけで、釣り船を仕立てたというのに、土曜日の浜ちゃんとスーさんの釣果0ってシーンから開始です。 釣れないのに行っても仕方ないと、日曜の朝寝を楽しんでいた浜ちゃんの耳に飛び込んできたのは…
「アバ アバ アバ アバ アバレンジャー♪」

爆竜戦隊アバレンジャーのエンディングに合わせて踊る鯉太郎と愛犬にたたき起こされた浜ちゃんは、せがまれて後楽園でボクと握手なヒーローショーへと出かけました。
日曜、釣りの約束がなきゃ伝助くんも家族サービスしてくれるのにな〜、なんてイヤミ言ってた奥さんも、日曜恒例の本物の迫力にトキめいちゃって、一人カヤの外の浜ちゃんは、息子に「アバレンジャーと釣りバカ仮面、どっちがカッコイイ?」と質問。結果は……見事アバレンジャーに息子の寵を奪われてて大ショックです。

一方、社長同士の交流会に出たスーさんは、鈴木建設の調査力で謎の怪物事件を解決する、なんてその場の勢いで言っちゃってちょっとピンチ。しかも、張り切って立ち上がった拍子にぎっくり腰がでちゃった模様です。

さて、月曜日。大人気のアバレンジャーに夢中の子供たちのせいで、日曜日も休めない悩みを課長と共にエレベーターホールで語り合う浜ちゃん。課長はトリノイド役として三人の子供たちが放つダイノダイナマイトを受ける定めのようで、本当にご愁傷様です。しかし、会社で歌って踊らなくても(汗)……今回の釣りバカ日誌とアバレンジャーのコラボは8/16封切の映画のテコ入れではなく、EDテーマのプロモーション?

ともかく、デスクでも居眠りがちの二人。そこへ例のじいさん(鈴木社長)からの電話がかかってきました。社長室で浜ちゃんは怪物調査とぎっくり腰を知らされます。最初は密命だった怪物調査を『社長命令』にさせて、就業中に堂々と東京湾へ行けるよう計る浜ちゃん、さすがです。しかし、社長賞を狙って課長までついてきたのは誤算、だったのかも。その上、鯉太郎までついてくる事になりました。

船着場で、子連れの部下に驚く課長ですが、浜ちゃんも、バズーカみたいな“対謎の巨大生物仕様”の課長の釣竿にビックリです。ともかくも、東京湾へ出た三人と一匹と船頭さん。釣り糸を垂れるうち、青空は低く垂れ込めた雲に覆われ、不穏な空気に包まれてきました。その時、浜ちゃんの竿に何か重いものがヒット!!

盛り上がる海面から躍り上がったのは、船よりデカイ茶色い巨大魚。ノコギリザメっぽいですが、ひげが怪物風味です。さらに船に降り立つ四つのカラフルな影。アバレンジャー登場〜
最初から変身していて素顔は見えませんが、声はバッチリご本人。ついでにBGMもアバレンジャー戦闘時のものに変わる芸の細かさ。

アバレッド「浜ちゃんさん、怪物退治はぼく達アバレンジャーに任してください」
アバレブラック「海の平和を乱すなんて、許せませんね」
アバレイエロー「怪物め、覚悟しなさい」
アバレブルー「よし、さっさと、片付けるぞ」
「よーし、みんな攻撃だ」

アバレイザーの一斉射撃 「やったか」やってません 「面倒なやつだ」 「これならどう」ってプテラダカーやトリケラバンカーじゃ魚に届きませんって 「我々の本当の力を、見せてやりましょう」 「おう」「うん」 ……と思ったら怪物の方から突っ込んできてくれました。
「よーし行くぞ、てやっ、ティラノロッドだ」 「プテラダカー」「トリケラバンカー」 「ダイノスラスター・スラッシュインフェルノー」 大渦で足止めしてヒゲ切ったりシッポを叩いたりしていると、 怪物はさらに興奮。レッドたちを弾き飛ばし、釣り船に大ジャンプアタック。なんとササレンジャー……いや課長が海に放り出されます。 その時、鯉太郎の寵を取り戻すべく、勇気を振り絞り釣りバカ仮面登場!

課長を“対謎の巨大生物仕様”の釣り針で引っ掛けて救い、名乗りを上げます。
「ギョギョっと驚け、目を回せ、釣りバカ仮面見参」鯉太郎の声援を受け、胸を張ります。 「さあ、アバレンジャーの諸君、協力して巨大な怪物を倒そう!」

東京湾の平和を守るのは我々だと、五つの手が重ねられ、 「よーし、こうなったら」「あれしかないようだな」「あたしたちの力を合わせて」「スーパーダイノボンバーですね」 「スーパーダイノダイナマイトがあいつの急所に当たれば」「あ、しかし、ヤツは海の中だぞ」
「私が海上へおびき出しましょう」釣竿を手に釣りバカ仮面が進み出ました。
「わかりました」
「お願いします」

まだ針が外れてなかった課長を、キャスティングする釣りバカ仮面。そしてダイノウェポンを組み合わせるアバレンジャー。 課長と言う餌につられた怪物が腹をこちら側に向けてジャンプ「今です」
「スーパーダイノボンバー、必殺、スーパーダイノダイナマイト、釣りバカスペシャルゥ!!」
怪物を見事撃破です。ちなみに、普段の必殺技に、例の極太釣竿投擲ダメージが追加された技でした。竿を失って課長をどうやって船に戻す気なのかなぁ?

「東京湾を守ってくれてありがとうございました、釣りバカ仮面さん」 「釣りバカ仮面がいなかったら、どうなってたかわからないわ」 「やるもんだな釣りバカ仮面」「釣りバカ仮面こそ、本当のヒーローです」 「まー、それほどでも、ありますけどね」全員がずっこけ、夕日の中で釣りバカ仮面が笑っていると……夢オチでした。

海草のカタマリを釣り上げた反動で転んで頭を打った浜ちゃんが夢から覚めてみれば、相変わらず魚のいない東京湾。案じる鯉太郎を浜ちゃんは 「きっと、釣りバカ仮面とアバレンジャーが協力して、東京湾を荒らしていた怪物をやっつけてくれてるっスよ」となぐさめ元気付けました。

結局、原因不明のうちに東京湾の魚は戻り、社長賞は取り下げられ、翌週の日曜日、浜崎家では鯉太郎と共にエンディングに合わせて踊っていた浜ちゃんが、先週の傷の痛みをぶり返して頭押さえて倒れてました。 正義のヒーローはちょっとやそっとのケガなんか……って、直後に伝助はヒーローは無理なんてナレーションで否定してるあたり心配です。

引きは「それにしても海の怪物は本当にいたんでしょうか」とのナレーションの背景で盛り上がる海面でした。やっぱりパラサロッキルだったんですかねぇ。


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