爆竜戦隊アバレンジャー第50話『アバレた数だけ』テラ?



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第49話
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2月8日
死亡遊戯なゾロリ見て、朝から爆笑その後は、エレベーター大滑落なプリキュア前に、 人と爆竜と邪命と地球、その行く末を心静めて見届けましょう……ついに来ちゃいましたの最終回。

爆竜戦隊アバレンジャー 第50話『アバレた数だけ』
三条幸人(アバレブルー)ナレーションによる前回のあらすじから始まりました。デズモゲヴァルスさえ倒せば、成層圏に浮いてる無数のアノマロガリス(空中要塞)も消えるって都合の良さが、戦隊的で素敵です。
そして最終回のお約束、OPテーマは無いまま副題とタイトルがドーン。

さて、一週間ヤキモキしていたアバレイエロー(樹らんる)とアバレブラック(アスカ)とマホロ(アスカの妻)の脱出劇……提供とCM後、いきなり出口間際に来てました。 その間、アバレッド(伯亜凌駕)が乗ったアバレンオーとブルーが乗るマックスオージャは攻撃を手控え、ひどい黄砂の様な暗い空を不安そうに見上げてます。間もなく地球は砂漠化? 200日かかるんじゃ……?

しかーし「今脱出するから」イエローが連絡入れたとたん、鎧の邪命戦士(電飾つき)が出現して三人の前に立ちはだかります。 真剣白刃取りで何とか暗黒の鎧モドキを押さえ込み、妻と仲間を逃がそうとするブラック。しかしイエローは3人一緒にこだわってアバレイザー(ソードモード)で切りかかります。
そのアバレイザーを片手で受け止めて、ブラックとまとめてダメージを与える暗黒の鎧モドキ……そりゃもうバカ強くって、イエローもブラックも柱に叩きつけられて変身解除の大ピンチ。 外でもデズモゲヴァルスの電撃で、爆竜が合体した巨大ロボは倒れ、コクピット(?)で凌駕と幸人はチェンジが解ける大ダメージ。

「暗いよぅはらほろひれ〜。もうダメかもぉ、デズモゾーリャ様の怨念は、やっぱ一筋縄じゃいかないベルベルベル」
避難中に渋滞に巻き込まれたかトンネルの壁際にうずくまり、暗くなってきた出口を見つめる介さん(杉下竜之介・和風喫茶『恐竜や』老マスター)と笑みぽん(今中笑里・高校生オペレーター)、そしてヤツデンワニ(居候怪人)。 しかし舞ちゃん(凌駕の養女)はめげません。イチゴのボンボンとツインテール揺らして、お遊戯の練習です。
介さん「この子の為に…」 笑みぽん「幸人さん」 ワニ「らんるちゅわーん」 舞ちゃん「凌ちゃん、がんばって」

卒園式が無事行われる明日を信じて、ムダに明るい歌と共に始まる1人お遊戯。その前向きな気持ちが伝わったのか、叫ぶ凌駕 「勝つんだ、絶対に。……舞ちゃんがオレを待ってるんだ〜」 幸人も立ち上がり「アスカ、らんる、どうした!」デズモゲヴァルスを斧で攻撃し背後から羽交い絞め「凌駕、早くアスカ達を!」

「わかりました」って、をぃをぃドリルで刺すなよアバレンオー。うまいことアスカたちと暗黒の鎧の間に穴あけたから良かったものの、タイミングと位置が少しでもズレてたら三人ともカシナート……もといフードプロセッサな事態です。 ともかくも、その穴から3人を掴み出し、地上に下ろすアバレンオー。これで懸案の脱出が終りました。

けれど、暗黒の鎧モドキは3人をしつこく外まで追ってきます。その姿にビックりし、デズモの怨念が生み出したモノだとアスカの説明をのん気に聞いていたもんだから、アバレンオーも攻撃されてちょいピンチ。 でも、ここで戦隊物の最大の見せ場、名乗りつき爆竜チェンジで、 アバレンジャー得意の地上戦とロボ戦同時進行ラストバトルの開始です。

負けてたまるか、俺たちはダイノガッツの戦士だ。 あたしたちの中にあるこの力を、あたしは信じてる、 太古から受け継がれたかけがえのないこの力!  生きるもの全てを元気にする力、本気でなければ生まれない力、くじけそうな時勇気をくれる力、そしてはるかな過去から永遠の未来に続くこの力で、お前たちを倒す!!(って、DNA?)
……ここだけは最終回記念でスーツの中身も俳優さん本人、かな。

「こっちは任せて!」
地上ではマホロを安全な場所へ逃がし、ダイノスラスターとプテラダガーのコンボ攻撃で暗黒の鎧モドキを撃破。
「コイツは俺たちが」
ロボ戦では最後の大アバレと爆竜電撃ドリルスピンとマックスクラッシャーで、デズモゲヴァルスを撃破。

とまぁ、一度は爆発の中に消えたラスボスですが、平然と再生してきちゃって大慌て。 「いったいどうすれば?」凌駕に答えをくれたのは「今こそみんなのダイノガッツをあわせるブラ」な爆竜ブラキオサウルスをはじめとする爆竜たち。 「ダイノガッツよ、俺たちに力を!」というわけで、地上ではイエローとブラックのWカメハメ波、ロボ戦では巨人2体とその他爆竜6体の8発同時カメハメ波……じゃなくてダイノガッツの放射で、デズモゾーリャを消し去りました。

と、思ったのに……BGMのOPテーマが終ったとたん、三度目となるデズモゲヴァルス再生?  いや、やぶれかぶれでアバレンオーとマックスオージャを引き寄せて巻き添えにするつもりのようです。 「ここまで来たら、踏ん張るんだー」吼えるレッドですが、ブラックたちの目の前でデズモゲヴァルスと共に二体のロボも大爆発!?  同時に全世界の成層圏でも大爆発が起こり、アノマロガリスは一掃。地上に光が戻り地球は救われました。

だけど 「凌ちゃんは……凌ちゃんは!?」舞ちゃんは泣きそうな声で養父の名を呼び、 赤ちゃんも泣き出します。そしてCMへ。スティライザー…売れてないのかな。 じゃなくて、壬琴の死を泣いて予言した元リジェの赤ちゃんですが……今回はミルクが欲しいとかオムツがぬれたとか、だといいなぁ。

緊急車両のサイレンが鳴り響く崩壊した街には、戦っていたはずの2体の巨人の影は無く…… 「皆立派に戦ったブラ」「2人とも素晴らしい若者でした」なんてブラキオと介さんが哀悼の言葉を呟く横で、 立ち尽くしてる舞ちゃんは泣きそうになってます。お遊戯会見に来るって約束したのに凌ちゃんのウソツキ、凌ちゃんなんか大嫌い!
「……嘘だよ、大好きだよ、だから帰ってきて、凌ちゃーん」
そんな舞ちゃんを抱き締める笑みぽん……

いきなり場面は半年後の『恐竜や』
「暑いね、こういう時はカレーに限るよ……あれから半年か、寂しいのにもようやく慣れたよ」 なんだか切なそうな常連の横田さんをウインクで和ませる……いや、引かせているヤツデンワニ、すっかり店員が板についてます。 そして介さんの顔は妙に明るいです。「ねえ横ちゃん、今日だけは寂しくないよ。久しぶりに帰って来るんだよ、みんなが。まぁ、全員は揃わないけどね」

レース場(モテギ?)で、ピット入りしたレーシングカーから降り立ち、本多さやか(大久保綾乃)に「さすがね、あのコーナリング。先輩の私でもあの勇気には負けそう」なんて褒められているのは……パーマかけてイメチェンしたらんる!?  「でも、幸人さんに会えないのは残念ね」なんて言うさやかに見送られて、得意の自転車で『同窓会』へ向かいます。

空港ではピンクのスーツに銀のイヤリングと、すっかり大人びた笑みぽんが、携帯電話でインドから成田についたとばかりと話してます。 相手は大リーガーのバッキー・バンズ(サムエル・ポップ・エニング)。 秘書の仕事に慣れたかと笑みぽんを心配したり、新しい生活を始めた舞ちゃんにシアトルで会ったとか、やたらと面倒見のいい大リーガーです。 そして笑みぽんは“先生”を追って空港の出口へ……

だだっ広い平原……というか空港そばの道に停車したキャンピングカーの屋根に、英語をくっちゃべる舞ちゃんが座ってます。 どうやら車はエンスト中。エンジンルームに顔を突っ込んで英語で会話している若者は……Tシャツにジーンズで枯野な背景の中でチト寒そう……
「あれから半年か。あの時は本当に悲しくて……大変だったんだからね」 「だから、あの時はごめんなさいってば」舞ちゃんを拝むようにして謝っているのは……凌駕! なんと舞ちゃんと世界を旅して回っているらしいです。

そしてビックリしたなーもう、の回想シーン。
ガレキの街に佇む一同のダイノブレス(通信機で変身アイテム)から 「舞ちゃん、泣かなくていいよ。オレが舞ちゃんを置いて死ぬわけないだろ?」凌駕の声がすると同時に、地響きと地割れ共にガレキをかきわけて出てきた爆竜プテラノドンとトリケラトプス、そしてスティラコとティラノサウルス。
そのティラノの口の中には元気な凌駕と幸人が
「三条さんに、助けられたんです」

その意味は……
踏ん張ろうとしたレッドに「いや、踏ん張るな、踏ん張っちゃダメだ」と2話の凌駕みたいな事を言い出すブルー。なんと引きずり込まれる力を利用して、 爆発の瞬間ドリルで穴掘って、地底に潜って助かったらしいです。 このブルーとは思えない作戦を考え出せたのは「一年間でうつったって事だ。お前のバカがな」と言うことで……恐るるべきは凌駕菌?
そしてバカになっちゃった(←褒め言葉らしい)幸人が、笑みぽんと赤いスポーツカーに乗って回想するのはアスカ達とのお別れシーン。

川辺に並んだ爆竜たちと竜人夫婦と赤ちゃんを前に、凌駕たちも勢ぞろいしてお見送りです。上空に渦巻く次元の扉はスティラコあたりが開いたんでしょうか。
「向こうで2人、力を合わせてダイノアースを復興します」決意を語るアスカの横で、赤ちゃんを抱いているマホロ「そして、アスカと私の子に未来を託します」その赤ちゃんの名前はミコト……

爆竜たちともお別れです。 「凌駕、お前も舞ちゃんと幸せになんなきゃ承知しないテラ」「ああ!」 「らんるステキな恋をみつけるプラ」「ん…」 「舞ちゃん、お父さんと仲良しで羨ましかったバキ、お父さんを大切にするバキ」「うん」 「笑みぽん、いつも明るさをグラシアス」「あたしもパラちゃんの陽気さ、わすれない!」 「介はん、体に気をつけて、いつまでもお達者で……デメ」「ええ、まだまだ素敵な年寄りに進化を続けますよ」 「ヤツデンワニ、お前はどうしてそこにいるデゴ?」「え、いや、もう帰る所ないし。ワニはこっちが好きになっちゃったんだーい」 「面白いヤツだキロぉ」

「みんな、急がなければ次元の扉が……」ブラキオの言葉に促され、最後にトリケラと幸人のお別れです。 「幸人さん、色々とお世話に……」「とっとと行け、帰れなくなるぞ」真っ赤な目で涙こらえて背を向ける幸人が……かなりウルウルです。
「さようなら、みなさん。さよなら、アナザーアース。ここでの一年を決して忘れません」アスカの言葉を中心に無数の『さようなら』が飛び交う中、 金色の光に包まれて、禁断の天空の扉へと吸い込まれていく爆竜と竜人たち。最後の言葉はヤツデンワニ「風邪引くなよー」ドリフ?

今週の引きはゲストキャラ大集合の図を背景にヤツデンワニが担当。
劇場版のハナビキニビーナスやフリージア、コラボな釣りバカ浜ちゃんはまだしも、ハリケンの暗黒7本槍(『くの一』な1と4)まで!? えぼり庵の店員とキラーが同じ画面に居るのはドッペルゲンガー?
「おっと、これで終わりじゃーない。まだ、うあーっと驚く同窓会が残っている。ベルベルベル」
ヤツデンワニの動き、惚れ惚れするなあ。デカブルーにも期待してます。

そしてCパート。
『恐竜や アバレ同窓会』の支度をする、介さん横田さんヤツデンワニ。設定上は8月か9月ですが、アツアツ鍋大会です。 会場一番乗りはらんるちゃん。続いて「はよー」と笑みぽんとサングラス幸人。そして舞ちゃんと凌駕がテンガロンハットを手土産に「ただいまー」(帽子は幸人→ヤツデンワニとたらい回し)。

三人とも長袖で妙に着ぶくれしていると思ったら……下にアバレジャケット着てました。しかし「三条さんまさか」 「おまえもか」「あたしも」って変身インナーセットの劇中CM? アバレンジャーのは無いのに健気な……。じゃなくて、素直にアバレジャケット販促シーンですね。

ED曲カラオケバージョンをBGMに入ってくるカップル客は、仲代壬琴とリジュエルのそっくりさん!?
「いいねーこの店、ときめくねー」「快感って感じかしらv」(ダーツはやめて〜byヤツデンワニ)

次に入ってきた親子三人はアスカとマホロとリジェのそっくりさん……「嬉しいなぁ、一家揃って外食、うっうっ」すすり泣きの影には一杯のかけ蕎麦なイワクがあったりして。「お母さんは恐竜カレーにしよっかな」「本当にいいの? 新メニューもあるのに」そういえば舞ちゃんの新メニュー考案に謎少女はどれ位関わっていたのかなぁ。

「しかしまぁ、これも何かのご縁です。皆さんと一緒に鍋パーティでもやりましょ」 介さんのツルの一声で、二組の客をも巻き込み、OPテーマBGMにスタッフロールの川が流れる鍋パーティに突入。

白いバカップルの「ふうふう……アーン」(ミコト→リジュエルに食べさせてあげるの図)に触発された、アスカ→マホロの「あーん」(でも子供の視界は箸で断ち切るあたり、微笑ましい)  そして甲斐甲斐しく幸人に鍋をよそってあげる笑みぽん、介さんにちくわを取ってあげる横田さんの熟練された友情、そしてエビに殻ごと食いつく舞ちゃんをやんわり注意する凌駕のほのぼのっぷりを見せ付けられた、 らんるの横には「ワニはらんるちゃん一筋です」ヤツデンワニか……。

「ワニちゃん、食べる?」「え、いいの?」「あーん」「あーん……美味すぃ!」
そして、今ここに間接キッスが結ぶ次元と種族を超えた愛が……あ゛、らんるの手、噛まれてるや(汗)。
ともかくも

一年間応援ありがとうございましたテラ!!


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