一言半日記 2005 5_21〜5_31

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 ウルトラマンネクストの予約特典  一番存在を証明しにくい幻の生物  マジレンジャー ステージ16 仮面ライダー響鬼・十八之巻  ウルトラマンネクサスEp33  『新選組!』後日談  トロのUSBメモリ  イカリソースとブルドック  夏にはファンタ?  5月はフリマにGO!  マジレンジャー ステージ15 仮面ライダー響鬼・十七之巻  ウルトラマンネクサスEp32
上記キーワード以外で当ページをヒットさせちゃった方、残念ですがハズレです。
5月31日
お正月映画だった、ハムの人(別所哲也)主演の『ULTRAMAN』のDVD。7月22日の発売日まであと50日少々となりました。 まさかここで重大な選択をする事態になろうとは。

アマゾンを始めとするネットショップや、大手CD・DVDショップで20%引き(予約なら)購入するか。 はたまた、劇場版のパンフレットと言う予約特典を出してきたローソンで、正価で購入するか。な、悩む〜。といっても、今時のゲームソフトなどよりグッとお安い3990円のDVD。 800円の差額ならパンフレット代として妥当な額……かな。

しかし、コンビニ限定の予約特典って、ゲームソフトだけの話しかと思ってましたよ。FFのビビ人形だのストラップだの攻略本だのと……色々あったなぁ。 映画のDVDまでもだなんて。ちっ、商売上手さんめ!
えっと、自分用のメモを残しておこう。ローソンでの受付期間は6月中のみ。決断は6/30がリミット。25日くらいに心のエナジーコア(カラータイマー)を点滅させること。


5月30日
立つレッサーパンダは、そんなに珍しいワケじゃないと解っちゃったワケですが……やはり可愛いからと見に行く家族は多いんだろうなぁ。 二本足で立つ動物は身近にも居るのに……サルや犬なんか基本芸っスよ。あとカラスやスズメ……って、コレは元から2本足か。

ところでヌートリアは幻の生き物に入るんですかねぇ。 なにやら万博会場の近くで目撃が相次いでいるそうな。元々、あのあたりで野生化していたのが、人が多くなって目撃されるようになったダケかな。 ただ、ハツカネズミやハムスターといった、小さいのはまだしも、ドブネズミより大きいサイズとなるとあまり可愛いとは言えない生き物なんだよなぁ、ネズミって。

そうそう、可愛いとか可愛くないとかで括れないニュースもありました。 幻の可能性が出てきたフィリピンの元日本兵。 世界では、文明から隔絶された“幻の原住民”を作り上げちゃった事件もありましたが……一番ありふれている人間という生き物が、一番存在を証明しにくい生き物なのかもね。


5月29日
海の向こうで流行していたスターウォーズ風邪、そろそろ治る頃かな。大勢の人が風邪を口実に会社休みたいほどの作品が邦画でも作られるといいのになぁ。 とりあえず、個人的には9月封切予定の仮面ライダー響鬼とマジレンジャーの映画なら休んででも見に行きたい……かな?
と、いう訳で、いってみよぅ、特撮感想日記〜

魔法戦隊マジレンジャー ステージ16『門の鍵〜ウザーラ・ウガロ〜』
海辺には、見目麗しい記憶喪失者が良く似合う……のか? ロケ地としてはお馴染みの岸壁をフラつくお嬢さん(演・山内明日)から、今回のお話は始まりました。 パペットを手に「おっとっと、どこ行くんだいお嬢ちゃん。みーつけたv」ツムラのボディーソープCMを思わせる声音で立ちふさがる、パンク系少女幹部のナイ(演・ホラン千秋)に驚いて振り向けば、 黒いパラソルで退路を断つゴスロリ系少女幹部のメア(演・北神朋美)が「ばぁv もう逃がさないんだから」。

カサに驚いたイノシシみたいに逃げ惑うお嬢さん。 「ン・マ様が反応したんだもん」『間違いない』何気に日曜朝は長井秀和タイムでしたなぁ。 「ふーん、こんな顔してたんだ」「してたんだ」笑いながらお嬢さんを水際に追い詰めたナイとメアは、妖幻密使バンキュリア(声 渡辺美佐)に合体(早いよ〜)「ずっとあんたを探してたのさ」。

その時、ドコからともなく跳んできた魁(マジレッド 演・橋本淳)が、バンキュリアにキーック! が、頑張ってるね〜、素面アクション「大丈夫? 早く逃げて」お嬢さんを庇って凛々しいところを見せちゃいます。 その直前のフォーリンラブと言うには妙に厳しい見つめ合いは……ナンジャラホイ。 「逃がすもんか!」逃げるお嬢さんを追うバンキュリアの前に立ちふさがったのは、少し遅れて駆けつけた小津兄弟の上4人。

「冥獣反応を追ってきて見れば、お前だったかバンキュリア」長男・蒔人(マジグリーン 演・伊藤友樹)が吠えてる間に、 そのバンキュリアの横をシレっと抜けてきたとしか思えないタイミングで魁も列に並び、マジレンジャーに変身。物影から「え゛?」と目を丸くするお嬢さんの前で戦闘開始。 「なんで来んのさ、このおジャマムシどもが」花火吹くバンキュリアに、レッド・イエロー・グリーンが突っかかって、軽く体術であしらわれ、 ブルーとピンクのコンビ攻撃も阻まれ、再チャレンジのレッドはコンボ叩き込まれてゴロゴロ……それでも立ちふさがるマジレッド。

「逃がさないよ、どきな」「何であの人を襲うんだ」「あの女が門の鍵だからだよ」うわちゃー、バンキュリア様の知能がどんどん下がってるよー。 レッドは“何で”と聞いてるんだから、顔が気に食わないとか言っときゃいいのに「フン、とぼけんじゃないよ。知ってて邪魔したんだろォ。今はお前等の相手をしている場合じゃないんだよ」 って言うか、ベラベラ情報開示してる場合じゃないっつーか……ああもう、バンキュリア姐さんにゃ、アバンタイトルから爆笑させていただきました。

「やばいぜ」腕組みする次男・翼(マジイエロー 演・松本寛也)から始まったAパート。 「門の鍵が見つかれば、インフェルシアは大軍勢で一気に攻め込んでくるって前に言ってたよね」不安そうな説明ゼリフは長女・芳香(マジピンク 演・別府あゆみ)。 「急いで、さっきの人を、バンキュリアより先に見つけ出さないと」次女・麗(マジブルー 演・甲斐麻美)があとを継いで方針定め 「よし、みんなで手分けして探そう」長男の命令で街に散る5人。そして公園で空を見上げオルゴールのメロディーを口ずさむお嬢さんを見つける魁ちん「マジトピアの歌をなんで?」 しかしこのシーン、風に舞う葉と足元に下りてくる小鳥達の合成や演技が不自然で、新緑を枯らし鳥をヘタりこませる恐怖の鼻歌にも見えちゃうのが、いとヲカシ。

地底冥府インフェルシアでは、凱力大将ブランケン(声 江川央生)にバンキュリアがオシオキされてました。 ただ、情報を敵に漏らした件ではなく「ようやくその鍵を見つけたというのに何を手間取っておるのだ」“門の鍵”を取り逃がした件だけってのが、なんだかなぁ。 しかし、今までの作戦ってン・マの直感(=あてずっぽう)で冥獣暴れポイント決めて、運が良ければ“門の鍵”も殺れるかもって、宝くじ的なモノだったンかい(効率悪すぎ)。 「みろ、ン・マ様もお怒りだ」階段に叩きつけられ分裂したナイとメアに「これ以上待たせたら、貴様等のどちらかを冥獣ドモのエサにして、もう片方にはその様子をとっくりと眺めさせてやる」 実行したら、日曜朝7時には放映できそうにもない上に、ナイメアファンが紡ぎ出す視聴率を失いかねない脅しかけるブランケン様。

さて、魔法の部屋に保護された“門の鍵”のお嬢さん。壁にかかってた魁の魔法のホウキがいたくお気に入りの様子です。 『天空界のやすらぎ』を歌ってたならマジトピアに縁のある方だと推理するマンドラ坊や(声・比嘉久美子)「ですが、僕チンは存じ上げないでござりますです」物知りのようで世間狭いコトが今回ばれちゃいました(まぁ、植物だし……な)。 「って言うか、そもそも門の鍵ってナンだよ」わたしたち、何にもわかってないんだよね「これはやっぱ、本人に聞いて見るしかない」と 小津家代表で蒔人が事情聞こうとしても、お嬢さんは魁の背中にピトっ。

「あれー、ちょっとちょっと。そういう関係?」蒔人の背中にピトッとくっついてお嬢さんのモノマネしながら、からかう芳香姉ちゃん「魁ちゃーん。山崎さんがスキって言ってんじゃないの?」 そんなんじゃない、名前も何も覚えてない記憶喪失だからと、説明になってない言い訳の末っ子は、銀の腕輪の鈴に注目して「とりあえず、名前がないと不便だし。その鈴の音にちなんでリンって呼んでもいいかな」話しそらすように命名式。 魁に名前付けてもらって喜ぶリン。しかしピアノが弾けるからピアノマンってのと、大差ないネーミングですな。

リンの、記憶を取り戻させようと、ローブ姿の翼は定番の鍋かきまぜ開始。 「良かったね、リン。ちぃ兄の薬を飲めば記憶がもどるって」ホントの名前とか全部わかると喜ぶ魁。 でも“元のリン”に戻れると聞いた直後、お嬢さんは翼を突き飛ばし、鍋をひっくり返して魔法部屋から飛び出しちゃいました。 「まずいぞ、今外に出したら危ない」火を使ってなかったのか、あの黒ローブは耐熱効果もあったのか、そこそこ平気そうな翼に駆け寄る芳香以外は、次男ほったらかしてお嬢さん探しに飛び出します。 普段家の事は何もしない芳香だけど、こういうシーンみると一番面倒見はイイかも知んない。

さて、インフェルシアでは「より深き闇を身にまとい、黒の魔法力を最大限に高める。あと少し、あと少しで完成する」魔導騎士ウルザード(演・磯部勉)がなにやら儀式のド最中。 以前チクられ暗殺されそうになった仲なのに、助け求めてきたバンキュリアに、呪文とアドバイスです。 おそらく、その女は五色の魔法使いたちが匿っている、だが「やつらは未熟、必ずスキがでる。そこを見逃すな」ウザーラ・ウラロと五感、身体能力、全てをパワーアップさせる、潜在能力を引き出す魔法かをかけます。

「体が熱い、この全身に漲るパワーは何」顔を光らせ爪伸ばし、パタパタ飛び回るバンキュリア「あーら、ステキ」 ただ、恩に着ると立ち去るバンキュリアを見て「全てはン・マ様の為に。俺はいま少し力を蓄える」とか言ってるのは本心なんだかナンナンだか。それにしてもマジレンジャーにも時々親切だったりするウルカイザー、やっぱ面倒見のよさは全キャラ1……かもしんない。

ボウガンに矢をセットするナイ「呪殺の暗黒自動弓銃」。「あたしはこれ。よっいしょっと、破滅の爆裂大回転砲」ガトリングガン抱えるメア。 折角パワーアップしたのに、1/2にしなくても〜。まぁ、巨大武器と女の子の取り合わせは可愛いから、いっかな。 「お、それいっちゃうメア」「いっちゃうよナイ〜」「今度こそ、あの魔法使いのガキどもと」「門の鍵を」「ギッタンギッタンの」「めったメタに」『やっちゃおっか♪』ちょっと手のあたりにサキュバス入ってますよ、ナイちゃ〜ん。

デカピンク……もとい菊地美香が歌う挿入歌をBGMに、街を彷徨ってたリン(仮名)ちゃんは、心ここにあらずといった調子で空を眺めてばかり。 トラックの運ちゃんには「どこみてんだ!」と怒鳴られるし、空に手を伸ばして空中に踏み出しちゃうしと、冥獣なんか差し向けなくてもほっとけば事故死しそうです。 ナイスタイミングで来合わせた魁が車をマットに変えて危機一髪を救ってお姫様ダッコ(でもあんなに弾むマットは不良品ですぞ魁チン)。 「何してんだよ、あぶねーじゃねーか」記憶が戻ればみんな助かるのに、何で薬飲むのを嫌がるんだと、背を向けてたリンの肩掴んで強引に顔見て、涙にビックリ。

「どうだ、彼女は見つかったか」「どこにもいない」なんて上の兄弟がやってる大階段に、赤い薬ビン持って翼が合流「出来たか翼」。 その頃、魁は連絡もせずにリンと土手でマッタリ中「思い出したくないってことは、辛い記憶かも知れないよな。ごめん、リンの気持考えてなかった」 誠実に謝っても空ばかり見てるリン。「空……空に憧れてるのか? よし、行こう」なんと魁はスカイホーキーで空のデートにご招待「どう、リン。俺たち今、空を飛んでるんだぜ」 「空、とんでる」「うん」初めて声を上げて笑ったリンとともにアクロバット飛行したり雲海見下ろしたり、楽しそうだなぁ。 飛び立つ時と下りた時にマジレッド姿なのはバンク活用の為で、途中でホウキ共々変身解除して跳びまわってるのは、CG合成の手間を少しでも軽減するため……かな。

「スカイホーキーで空中デートなんて、やーるじゃーん」芳香は冷やかし、 「魁!」蒔人は睨みつけ、「ふざけてる場合?」バンキュリアが狙っているのにと、麗はお説教。 でも、さっき酷い目に遭わされた翼だけはとっても冷静「思いやりのある、思い出し薬だ。味は苦くないようにしといたから」バファリンのCMコピーみたいですが、リンが信頼している魁の色(赤)なのも、思いやりですか、ちぃ兄ちゃん?  迷う魁の手から、微笑んでビンを取ったリンは、決意をこめて一気飲み「リンは勇気を出して記憶を取り戻す決意をしたんだ」尊敬こめて見守っていた魁は矢の気配感じて「危ない!」 振り向けば、コンクリートに突き立つ呪いの矢。

「んー、残念。でもウルザードの魔法、効くねー。地上に出たら、お前等の匂いすぐわかったよ」「わかったよ」いつの間にか飛び道具の意味が無いほど接近してたナイとメア 「その女をこっちによこしな」「よこしな」合いの手セリフだと妙に落ち着くのは、魁とリンの関係と同じで、インプリンティングってヤツかな、やっぱ。

「ふざけんな、誰が渡すか」リンを背に庇う魁たちを見て「そう言うと思った」「思った」「じゃあ」「みんなまとめてイッちまいな!」 メアは高笑いしながら破滅の爆裂大回転砲を撃ちまくり、決め文句もポーズも無しに慌てて変身のマジレンジャーは初撃をマントで防御。ただ、コンクリート壁を練成してリンを庇ったレッド以外は、なにやら、ぶっ飛ばされているような?  「はっはっはっ、よわっちぃ」「よわっち〜」おいおい、変身術とかウィンドバリアとか水の壁とか樹での防御とか、色々あるだろ他の連中も〜

「リン、逃げろ」コンクリート壁が限界になって、スタジアムの柱の影へとマル対逃がしたマジレッドは、ジャンプして反撃しようと試みますが、相手は動体視力もパワーアップしてるっぽい飛び道具使い。あえなくナイのボウガンで撃墜されちゃいました。 「凄い武器だぞ」「コレじゃ攻撃できない」ピンチのレッド達を見て、手にしてたビンを落っことし、鈴の音と呼応する胸の動悸に耐えてる風情のリンちゃん……恋ですね!? じゃなくてイヤボーンの法則による記憶回復の兆候っスね。

「俺にまかせろ、コイツを撃てばヤツは倒せる」イエローってば、何時のまに“暁の結晶”の予備まで作ってたんだか。 一瞬青ざめたナイとメアは『やっちゃおっか』で合体してバンキュリアに戻り「面白い、撃ってご覧よ」と手を広げ、腹に受けた暁の結晶を口からペッ!  少し溶けてる結晶を踏みつけ「クィーンバンパイアのこの私に、同じ手が通用すると思ってるのかい」大型飛び道具2丁をワキに構えて勝ち誇ってますが……合体しなきゃやられてたのかな、もしかして。

再び銃弾とボウガン連射に倒れるマジレンジャー。主役補正のお陰か1人立ち上がるマジレッド。「リンが教えてくれたんだ。勇気を出して前に進めって!」 マジスティックソードで飛んでくる弾と矢をキンコンカンと弾きつつ、ボウガン蹴り上げてストートパンチ……あのー、魁チン。この戦法はリンではなくステージ14で翼に教えてもらったんじゃ?  「リンには絶対に指一本ふれさせない!」息弾ませて夕日の中で宣言するのは青春だけど、ちんたら啖呵切ってるから「調子に、乗んじゃないよ!」ガトリングガンを至近距離で撃たれて行動不能になっちゃいました。 まあこの距離で致命傷にならない銃ってのも、ヘタれの極みなんだけど。

「お前等、そこで寝てな」動けない5人を尻目に、棒立ちになってるリンに銃口向けるバンキュリア「ついに門のカギを葬り去る時がきた。これできっと、ン・マ様もお喜びくださる……消えな!」 叫ぶマジレッドの目に映ったのは、銃弾の雨アラレの中、光のオーラに包まれて平然と立ってるリンの姿。 急速に沈む日、銀色に輝きを増す月の光。なんだかロマンシングサガ最終決戦みたいな雰囲気の中、額に頂いた三日月からアラビア風のベール形成して、某月の美少女戦士の決め技みたいなポーズで見得きるリンちゃん。
「冴える月影のエレメント、天空聖者ルナジェル!」

なんだか、ハリケンジャーの御前様を思わせる新キャラの登場に、撃たれたダメージも忘れてぼーっと立ち上がるマジレンジャーたち。 ンロロロ…のン・マ様は、池の中で目ン玉ひんむき、「これは」とウルザードが地上を見上げていた頃、「何ですって」首かしげてたバンキュリアは「なんだか知らないけど、素直に逝っちまいな!」やられパターンの典型セリフ吐きながら、見てくれは重火器なのに豆鉄砲並の威力しかない破滅の爆裂大回転砲を発射。 もちろんルナジェルには効かないわ、何処からか出した杖から放たれる、いてつく波動みたいな光を受けて、武器を失うわダメージ受けるわと散々。 「よーし、今だ」レッド主導の月を背負ってのファイブファンタスティックキック受けて「まさか、こんな事に」逃げ帰っちゃいました。ああ、これでナイとメアのどっちか片方は冥獣のエサか。ああ、日曜7時半の楽しみが……

「驚いた、マジトピアに関係ある人だとは思っていたけど」「まさか、天空聖者だったとは」「あのバンキュリアを一撃でブッ倒すとはな」「凄いよね〜」変身解いて、驚きと尊敬の目で、ルナジェル見つめる小津兄弟。 1人、空中デートした魁だけは畏れること無く「改めて宜しくな。これからは一緒に戦おうぜ」親しげに話しかけますが「あなたは魔法使いの戦士としては甘すぎる。そんなことではインフェルシアに勝てない」やたら厳しい口調のルナジェルにビックリ。 なにやら不穏な夜風の中で、今週は引き。いやー、それにしてもリジュエルと語感が似てる新キャラ・ルナジェルさん。演技がそれなりなお姉さんで……ホンッと良かった。

今回の呪文紹介コーナー 『ウザーラ・ウガロ』
顔に煤メイクのナイとメアが息も絶え絶えに解説ぅ〜「今日の呪文は」「ウザーラ・ウガロ」「潜在能力を引き出して、五感や身体能力全てをパワーアップさせるウルザードの魔法なんだけど」「なんだけどぉ」 『やられちゃったー』リンの落ちっぷりも凄かったけど、ナイとメアの倒れっぷりもなかなか……。ああ、どうか、来週も欠けることなく2人で居ますよーに(ナムナム)

次回予告 ステージ17『優しさはいらない〜ウーザ・ドーザ・ウル・ウガロ〜』
「戦いの中で優しさは必要ない! 足手まといだ」なにやら白い空間に5人を放り込んで、精神訓練と言うか洗脳でもしそうなルナジェルさん。 さらに地上にデカい門は出てくるし、ウルカイザーと魔人化(巨大化)したルナジェルは戦ってるしと、ついに前半部の山場がきちゃった感じです。 マジマザーに続いて、ウルカイザーの剣のサビになるのかなぁ、ルナジェル。

仮面ライダー響鬼・十八之巻『挫けぬ疾風』
さて、主旋律がサキソフォンからトランペットにバトンタッチするOPで始まった、今回の仮面ライダー響鬼。 題名からして威吹鬼(演 渋江譲二)大活躍編でございます。轟鬼さんと響鬼さんは今回もCMが見せ場かぁ。

前回から、廃工場で人間大のウニみたいな敵と戦ってた威吹鬼は、足に溶解液受けて少しピンチ。 擬足や擬足を攻撃してもラチが明かないと、目をつけたのは穴から引きずってるアンビリカルケーブル状のナニか。 「そこか」鬼爪攻撃を仕掛けたら体液で右手にダメージ喰らいましたが、相手も痛かったらしく穴の中へ退散。それにしても、映画のエイリアンみたいに厄介な敵ですなぁ。

「ああ、今キミが戦った化物の特徴からはっきり答は出た感じだ」敵は大ナマズだと言い切るのは、甘味処『たちばな』2階、猛士関東支部に潜む事務局長の立花勢知郎(演 下條アトム)。 なんと地下湖や地下の泉で育つ巨大魔化魍で、さっき戦った怪人みたいなヤツは地上に放たれて動き回る胃袋。 東京の地下に潜む本体の位置を最新版のTDBニュースを参考に絞り込んだら「行徳か八丁堀が東雲か」の3箇所に。 まぁ、都市に魔化魍ってのは非常事態。人的被害を思えば指令所に詰めてないとイケないんだけど……ちょっと下の店を手伝うワケにゃ、いきませんか事務局長。

事務局長令嬢の立花香須実(演 蒲生麻由)は、戻ってきたイブキに今日選んだ服を着せて、右手右足を包帯で手当て。 ただ「それってどのタイプの音撃で倒すの?」ってー質問は、作劇上の必然とはいえ何気に違和感。本来は太鼓とバチを使って倒す魔化魍ってイブキの回答がホントなら、 響鬼の飛車やってる香須実さんは、イブキより詳しくないとダメなんじゃ? まぁ、そんな疑問を吹き飛ばすほどに、亀戸で待ちぼうけ喰らってる弟子の天美あきら(演 秋山奈々)ちゃんが、灰色スパッツで地下鉄へ走る姿が健気だったので、思考一時停止。

そのイブキ支援に向かうヒビキ(演 細川茂樹)とみどり(梅宮万紗子)は、現在高速のサービスエリア。 みどりがトイレ行ってる間、携帯借りて連絡してたヒビキさん。ふと立ち止まって何を言い出すのかと思ったら「香須実とイブキ、案外いいコンビかもな、間違いない」長井秀和ネタでマジレンとシンクロですか。 幼馴染の凸凹コンビが初めてプロとして現場に立ったコトで「きゃーイブキくん素敵見直したわー」となるんじゃないかと推理です。 普段のオットリとのギャップで、キリっとパリッとビシーッと来たら「ガツーンって感じかもねー」賛同してくれたみどりさんに、自分の場合を聞いて、現場のヒビキくんはカッコイイ「それ以外だとちょっとねー」なんとも微妙なお返事もらいます。「“ちょっと”って、なに?」しつこく聞き返すヒビキ。 いやー、腐れ縁カップルのオノロケ漫才って感じですなあ。

安達明日夢(演 栩原楽人・多分主人公)は部活が休みという開放感に浸って歩いてる所を、体操服の女の子集団に押しのけられてしゃがみ込み、羨ましいアングルでチアリーディング用スカートの持田ひとみ(演 森絵梨佳) と紀子(演 藤枝由似)の生フトモモを……まぁ、見えてたとしてもアンダースコートだけどさ。 ひとみがブラバン入ってくれるの待ってたとバラしかける紀子に焦って、ヒマならノートのコピーをたちばなに届けてあげたら?「天見さん学校に来てからコピーもらってもとか予習できないじゃない」ともっちーは、恋敵に塩送ってる気がしなくもないご発言。 ただ、そのせいで明日夢が超忙しい事態に巻き込まれようとは、この時誰も……いや、視聴者は気づいてたけど。

「開いてますね」「父さんのメールだと定期検針以外では人は入らないはずだけど」
行徳の施設についたイブキは懐中電灯片手に地下へ……物音と2つの人影に、もう一組童子と姫がいたかとドッキリでしたが、変身鬼笛・鬼笛構えた時に聞こえてきたのは子供の声。 イブキは子供2人(加賀谷渓 加賀谷友美)を施設外まで連れ出して「秘密基地っぽいところで遊びたいってのも、わかる気がするけどな」メール連絡しながらやんわりお説教。 偶然カギが閉まって閉じ込められたら、滅多に人が来ないから大変な事になる「あそこは楽しいかもしれないけど、危ないからね」
バイバーイと手を振る子供に背を向ける香須実ちゃん「どうしました?」「いいえ」生ぬるいと思ってんだろうけどイブキは気づかず「じゃあ次に急ぎましょう」と、マイペース。

予備のディスクアニマルと音撃管・烈風をお届けに、行徳から八丁堀に針路変更のあきらちゃんは、地下道で黒マント男に遭遇し、気配だけで気絶。 八丁堀は空振りで東雲(シノノメ)に移動すると連絡いれようとした香須実達は、電車に乗ってるんだと解釈しますが、「どうしたの、大丈夫 貧血?」主婦(阿部光子)に声かけられた3時半まで倒れっぱなしだったあきらちゃん(なぜか携帯はバッテリー切れ)。 これは鍛えてないのか邪気への感受性が強すぎるのかどっちだろう。で、横通り過ぎるパトカーが何気に思わせぶりですが、ココは黒マントの中身の話に触れるべきカモ。 OPクレジットに役名なしの童子の人(村田充)がいましたが、黒マントは姫と童子の役者さんが、その時々で交代で演じてるって解釈でいいのかな。

大ナマズは音撃管では難しい敵、どうやって戦うのかと聞く香須実に「問題はそこなんですよねー」メールしながらとはいえノホホンなイブキ。 「決めてないの戦い方?」目くじら立てる香須実に、決めてある「烈風があれば戦い方はあるんです、任せてください」笑顔で請け負うイブキ。ここまでは香須実じゃなくても頼りなげ〜に見えたイブキくん。

さて、コピー届けに来た明日夢は『たちばな』の盛況ぶりにビックリ。勝手知ったる様子でスタッフオンリーな奥へ向かうのを見た客(矢野泰子)に、ココの人扱いされ 「ここのお茶美味しいのよ、悪いけどもう一杯お茶ちょうだい」とおかわり請求されちゃいます。流されるまま、湯飲み受け取る明日夢くん。 1人で客を捌いてて手一杯の立花日菜佳(演 神戸みゆき)やお客に「ありがとー」なんて言われてその気になって、ついに作務衣着て「田舎汁粉ときびだんごですね。ちょっと待ってください」完全にウェイター状態。このまんまブラバン休みの日はアルバイト、かな。

「はい、たちばなです」「あー俺オレ……え゛? そちら、たちばな?」声で確認できる仲だったから良かったものの「えー、少年?」ヘタすりゃ振込みサギに間違われて電話切られてたぞ、中ne……ゲフン、青年!  そして明日夢、店とあきらを「お助けしてくれてるんだ」と褒められて嬉しいのは解るけど、大ナマズのデータのハードコピーをクシャって、慌てて伸ばすのもいかがかと(面白かったけど)。 冷静になれ、“お助け”ってコトはバイト代、踏み倒される可能性も大きいぞ。 ともかく日菜佳に電話代わってもらって「最終的に 東雲の地下排水施設って事になりました」って事で、首都高から下道に入ったヒビキ&みどり。イブキのところへたどり着くのはもう少しあと……

睦月が剣崎とファーストコンタクトした浅い川の岸で、携帯電話を預け、時計は安物なのかつけっぱなしで、“当たり”の現場へ向かうイブキ。 あきらかヒビキを待たなくていいのかと慌てる香須実に、そろそろ傷が回復して人を襲い始める頃だから「いってきます」右の鬼爪はダメでも左の方がある「ヤツが出てきても、時間稼ぎはできるハズです……鬼としてがんばってみます!」BGMといい、今までで一番カッコいい決意のイブキくん。 「鬼のイブキ君は一人前の鬼って事だね」架空の切り火で無事の帰還を願う香須実さん。確かにコレは惚れる……かな?

排水施設の巨大空間に、散らばるガレキと頭上の穴を見て、誰かが既に犠牲になったと気づいて表情引き締めつつ、半年前には王の育成施設だった貯水区域へ走るイブキ。 でっかい魚影を確認して威吹鬼に変身。飛び出してきた胃袋の後ろから空中キックかまして戦闘開始です。 溶解液の準備が整う前にラッシュ。触手出してきたら距離を取って気を溜めて風をまとい、真空チョップや真空蹴りという微妙にミドルレンジな技で体力削り戦法で善戦。 しかし、間合詰められて鬼爪攻撃したら、溜めてた溶解液を上からゲロってされて、胸が爛れちゃって威吹鬼ピーンチ。 このままでは時間稼ぎにもならないのかと危ぶんだ時……

飛んでくる火弾2発に退く胃袋。さらに吠えながらもう一発火球を叩き込んだのは「これ、あきらからのお届け物だ」音撃管・烈風を手渡しにきた赤いクマドリの響鬼さん。 その頃、もう1人のお助け人は、みどりの車に回収されてお茶を貰いつつ青い顔。 あきらには、黒マントはかなり刺激が強かったようで……

鬼に金棒、威吹鬼に烈風。胃袋に鬼石を何発か撃ちこんで、本体へと退散させた威吹鬼は、追おうとする響鬼を制して「ここは僕に」。 わかったと背中どついて荒っぽくハッパかける先輩に頷いたあと、音撃モードにした烈風を手に高飛び込み。 胃袋が体内に回収されているのを確認して水中でロングトーン(ある意味、ブリッツボールの選手より凄い肺活量)。 水は音を伝え易いとはいうけれど、反撃ギリギリでトドメ喰らって、跳ねた大ナマズは空中で飛散。 案じて水面を見てた響鬼は浮かび上がってきて泳ぐ威吹鬼にひとまず安堵。

いつしか夕方になってた『たちばな』では最後の客が帰って明日夢と日菜佳がヘタりこみ中。 戸が開く気配に向かって「すいません、ちょっと今日はオシマイなんですよ」拝む日菜佳が顔上げてみると「ただいま」「疲れた」「お邪魔しま〜す」「こんにちは」「かえったよ」着替えたとはいえ、ドロ臭そうな男2人と、汗くさそうな女性3人。 「しかしお前、よく似合うな、これ」作務衣を憧れのヒビキさんに褒められて照れる明日夢くんが、バイトに収まる可能性が濃厚となり、戦闘モニター終了後はお風呂沸かすのに精出してて店手伝わなかった勢知郎と、たちばなの風呂が広いってみどりの発言で、視聴者が風呂シーンの妄想を広げた時。

「いつの間にかイイ男になっちゃって」姉の衝撃発言にバタバタする日菜佳。 「高寺、結局テストしなくて……」とノートのコピーの授受やってる明日夢とあきらと、それを横から覗き込むイブキに、部活終って合流するひとみちゃんの緩い関係が、店にさざなみを起こし「みんな勢ぞろいだよ、オヤッさん。どうすんの?」ヒビキに乗せられた勢知郎が「あそ、じゃあ今日は特別にみんなに、お団子を振舞いましょうか」なんて言って、犬猿キジ並のメンタリティな正義の味方たちが大喜びしたトコロで、今回は引き。

ん、何か物足りないと思ったら……
今回はディスクアニマルが出なかったなぁ(先週食べられちゃったから仕方ないけど)。

次回予告 十九之巻『かき鳴らす戦士』
バケガニが続く時は、良くないことが起きる?  お土産持って勢知郎を訪ねるザンキさんに、バケガニその3に、黒マントに、モトクロスなバイク。そして次回は戸田山……もとい轟鬼大活躍編。 何やら盛り上がってまいりましたぁ。でもって、次のお笑いネタはナニかな〜(そろそろ、あるある探検隊?)


5月28日
梅雨の声が、南からジメっと上がってくる5月最後の週末です。今年最後となる五月晴れの休日を、丸っと楽しみたいならば、ウルトラマンを見られるくらい早起きして参りましょう。 3文くらい得しちゃうかもしれないしね〜

ウルトラマンネクサス エピソード33 忘却 ‐ A.D.2004 ‐
前回のCG空中戦と、死にゆく溝呂木眞也(演 俊藤光利)を抱き締める西条凪副隊長(演・佐藤康恵)から今回のウルトラマンネクサスは始まりました。 「TLTの中にアンノウンハンドが……」元カレの遺言を反芻する、副隊長の不吉な独り言の直後…… 今まで壁紙化してた石堀光彦隊員(演・加藤厚成)と平木詩織隊員(演・五藤圭子)が、セリフ付きでストーリーに絡むと言う、伏線だとしても、すごい奇跡が発生。

「なぁ、詩織。この組織についてどう思う?」「現実にビーストが現れている以上、こういう組織も必要じゃない?」「だがTLTが俺達もだましていたら」 記憶消去までして秘密守る防衛隊に疑問を抱く石堀がアップになった直後、基地最深部、立ち入り禁止のエネルギー施設があるコトになってるセレクション0に、青いエネルギー体が進入試みるという思わせぶりな事件が起きました。

「レーテがっ」CIC吉良沢優(演・田中伸彦)の一言も衝撃的でしたが、「自動防御システムが働いて逃げていったそうです」ってのはワザとらしい。 扉をシールドしている赤いエネルギーに、悲鳴上げて逃げてく青いエネルギー体。両方生物っぽいというか、そこはかとないコミカルさが漂ってます。

「葉月、松永葉月よ」
遊園地で働く千樹憐(内山眞人)サイドでは、不意に訪ねてきた女子高生・松永葉月(杉咲侑果)に、名前を聞かれて逆ナンされるという唐突な展開に。 尾白高志(鈴木圭)に「誰ダレ?」と冷やかされて「知らないわよ」すこしムッとしながら携帯で写真とる野々宮瑞生(宮下ともみ)。 ところで東武動物公園の休園日って、いつなんだろう。平日だったら葉月ちゃんは1時から学校サボり?

「お父さん、昨日何の日か覚えてた? お母さんの誕生日」
月イチにしか家に帰らない、松永要一郎管理官(演・堀内正美)は、家族写真の妻に向かって「おめでとう」。 書斎のPCで見てたのは4年前の新聞記事。670名の死者が出た新宿大災害(表向きは巨大隕石落下)。 記憶に残る最後の妻の姿は玄関での笑顔「新宿まで……葉月の洋服できたみたいだから。じゃあ行ってきます」そっか、管理官の奥さんは……

そこへ葉月ちゃんが帰宅して開口一番「来てたんだ」「帰ってた、だろ」「いつまでいるの」ありゃま、家族扱いされてませんよ、お父さ〜ん。 何とか娘との関係修復しようと、お出かけの話でもしようとしたら、運悪くMPリーダー首藤沙耶(日高ひとみ)から、憐に近づく者がいたと連絡が。 携帯に送られて来たのは瑞生が撮った我が娘の写真。「この者に監視の必要はありません」連絡してる間に、当の葉月ちゃんは出かけちゃいました。

「これじゃ、ストーカーじゃない。何やってんだろあたし」恋愛感情を認めたって解釈は妥当かな。
憐が待たされて始まった葉月とのデートは、ご飯時間を過ぎてるせいか、イキナリ父母がデートしてた思い出の公園へ。 時間(話数?)も押してるせいか葉月ちゃんは手順省略して核心にズバッ。 「ねぇ、キミ。何者?」極秘の仕事してるオヤジとケンカした時、母親の命を奪った新宿大災害の資料と供にファイルから落ちた憐の写真。 「観覧車からあの遊園地だとわかっから、時々見てたんだ」正体探ってやろうとデートしたけど、どうでも良くなった「少なくとも悪い人じゃない。それだけでいい」妙にサバサバしてる管理官令嬢。 本編未収録シーンには、葉月ちゃんがワダカマリを解くデートシーン……あったんだろうな、恋するハニカミみたいなコソバユイのが。

「敵の動きが加速しています」お話のほうも加速してるから、北米本部から査察官・水原沙羅(遠山景織子…劇場版では対バイオテロ組織BCST研究所の元関係者)が部下の海本隼人(演・北岡久貴……憐の監視者)お供にやってきて、 管理官とTLT幹部立会いの下、和倉英輔隊長(演・石橋保)相手にもの凄い情報開示と言うか、フロシキたたみ大会開催です。

超新星の爆発で宇宙の難民となり、光量子情報体として地球にきた“来訪者”。 オプチカモフラージュやメモレイサーといったTLTのオーバーテクノロジーは20年前、アメリカに落ちた発光体から捕獲した、数体の不定形生命体(情報生命体が微生物を使って作った仮の体?)が使用条件を限って教えてくれたもの。 使用目的はただ1つ「来るべきビーストによる終焉を防ぐため」地球の滅亡防止に限定と、マイクロソフトよりきつい使用制限つき。

隊長がお話を聞いてる頃、査察官・水原のコトを調べてた石堀は、パスワードが要るはずのプロメテプロジェクトのデータにアクセス。 吉良沢がプロメテの子だと突き止めるに止まらす、プロジェクト中止理由がデザイナーチャイルドの1人に致命的な欠陥があったせいだとか、17〜8歳で突然全身の細胞がアポトーシスするのを止める特効薬『ラファエル』の、開発中止をさせたのが水原沙羅だと、こちらもフロシキたたみ大会開催中。 だからといって「憐だ……そのプロメテの子は、憐だ」孤門一輝(主人公・NR= 演・川久保拓司)くん、いきなり憐の名前出してどうするよ。新デュナミストだとバレるぞ。

「っていうか、出来るの? そんな事」「俺をダレだと思ってる」壁紙兼、スパイorアンノウンハンド候補と…
内部を調べなければアンノウンハンドの正体はわからないと、凪隊長のお墨付きもらって、北米本部のサーバーをハッキングする石堀。 アナライズの専門家とはいえ、デキる男だったんだね。でも「ヤベ、気づかれた」パッチでバックドアを塞がれたって……北米本部のサーバーってWin?  「ダウンロード出来たのはこれだけです」そして新宿でのウルトラマンvsザ・ワンを見てTLTが隊員の記憶まで操作している事実に愕然とするのはいいとして、石堀ぃ〜、時間がかかる動画ファイルなんか落さなくても〜(やはり意図的なリーク?)。 あ、資料映像にしては洗練されすぎてるカメラワーク&カット割りに関しては、イラストレーターのモニターでもう慣れました。

「TLT-Jに起きた一連のコトは基地最深部のレーテの秘密に関連がある」
同じ情報を口頭で伝えられてた隊長さん「では、5年前の新宿大災害も虚構だと?」世界中の人間の記憶を操作して、新宿であったビーストとウルトラマン最初の戦いをなかった事にした理由を聞いても、必要があった、記憶がさらなるビーストの禍を生むからと解ったようなわからないような説明されます。 「だから来訪者は身を挺して、世界中の記憶を封印した。それが忘却の海・レーテ」やっぱり赤い攻性防壁は生物と言うか、ウルトラマンと等質の生命体だったのか〜。

「何をするにも真剣で、ちょっとドジ」やっぱりドジっ娘と思われてたんだ瑞生。
葉月と憐のデートも最終局面「憐くんは好きな子いる?」すぐ居なくなっちゃうからそういうの避けてたという憐に、好きなる気持は止められるものじゃない、ウソついてもダメ、わかってると葉月。 だからって「その子の目は世界を真っ直ぐ見ているんだ」いきなり惚気るな、少年!  憐にもらったストラップをチラ見しながら植え込みに隠れて監視してた瑞生ちゃんですが「み〜つけた。タッチ交代」。女子高生に尾行と張り込みを見抜かれるメモリーポリスって……これじゃカレシに、ドジッ娘認定されちゃうわなぁ。

「まさか市街地の真ん中に」
プチ三角関係の決着が着いたタイミングで、ベッドタウンらしき街の上空にビースト出現。 オーロラみたいな光で逃げる人々を捕らえていきます。「瑞生急いで。アナタも乗って」MPリーダー首藤沙耶が黒塗りバンで乗り付けて、松永葉月たちを保護。 しかし、子供を見捨てられない憐は駆け戻り、オーロラから保護してカノジョに託した後……正体バレしたのか少し離れたところで変身したのか、微妙なタイミングで灰色ウルトラマン(アンファンス体)出現。 憐ネクサスもセービングビュート使えたんだね。オーロラに弾かれてマッハムーブ(半透明状態のテレポート)で人命救助ってコトになったけど。

「アレが助けてくれたのか」「うわー、でけー」「何だアレは」「銀色の巨人……」 安心させるように頷くヒーローを地上に下ろされた人々が見上げる中、瑞生と一緒にいた子が「ウルトラマン」と、いよいよって感じの呼び名を口にして、 空をゆっくり下りてくるメガフラシ(アンモナイト怪獣)とアンファンスがにらみ合う図で今週は引き。

予告 エピソード34 封鎖 ‐ A.D.2009 ‐
街が封鎖され、巨大戦見た人々が拘束されるっぽい予告と副題ですが、来週も水原沙羅さんは出るようで……。 「ビースト、奴等は恐怖を求め、それを捕食する生命体」そんなゾーマな。 いや、WAシリーズにも居た気がする、よくあるパターンの敵ですが、これって……正義側の最終パワーアップが“地球のみんな、オラに少しだけ元気をわけてくれ”→“頑張れ、ウルトラマーン”に固定される、諸刃の剣では?  ……燃える展開だけど。その前に「アンノウンハンドの目的は明白です。ウルトラマンの抹殺」憐の命のリミットを素直に心配しとこっと。


5月27日
NHKから山本耕史ファンへ……2006年1月にお年玉?
『恋におちたら』では「ドラゴンの竜にブットイです」な、魚屋の竜太こと鬼の副長・土方歳三主演の 『新選組!』後日談が作られちゃうみたいです。

『踊る大捜査線』から派生した『交渉人 真下正義』みたいな、スピンオフ……ってヤツ?
鬼の副長、転戦の末……鉄之助が出てくる五稜郭まで描いちゃうのかぁ。天国の描写ってなんだろう。 六本木ヒルズのITドラマでは埋めきれない何かが補完される予感に、今からワクワクです。

あと、斉藤一(オダギリジョー)が「新選組って、きもちわるい」と、おっしゃったりしたら……拍手しちゃおっかな〜、 直後の「いや、大河のスタッフとならもう一度仕事したいです」ってフォローのトコロで。

さて
私用で金土日とネットに触れられない日々が続きます。
特撮感想及び、月火あたりまで日記やブログの更新が滞るコトになります。
おいでいただいた皆様、申し訳ございません。


5月26日
ソリッドアライアンスから寿司メモリなる、美味しそうな……いや、変わった周辺機器が去年の10月に発売されてましたっけ。今度はアイ・オー・データから トロのUSBメモリが出るんですと。

といってもマグロじゃなくて『どこでもいっしょ』の、人間になりたい白猫さんの『トロ』。 パソコン専門店のレジ周りに、ガンダムやらザクやら……モビルスーツのヘッドをあしらったフラッシュメモリが、よくぶら下がってましたが、あそこと同じメーカーらしく、トロの絵がついてる以外はごくマットウなスティックタイプです。

最近、ゲーム機を起動してないもんで、CGのトロに会うのは『めざましテレビ』の「トロと旅する」コーナーのみ。 今週は日立エリアを旅してましたっけ(最後の“ひとこと”時に白い軽トラが映ってて思わずニヤ〜)。あのコーナーを見ないと一日が始まらないって方なら、トロメモリーを持ち歩くのもいいかもしんない。私は……ぬいぐるみとフィギュアで充分かな。


5月25日
サギ事件で味噌つけちゃったイカリソースがついに会社更生法の申請ですか。 手を指し伸ばすのはブルドック。今も食卓に鎮座ましますソースがそんなことになってたとはねぇ。炒めた魚肉ソーセージにかけると美味しいウスターソースなのに。

まぁ、トンカツ用のはカゴメだし、お好み焼き用のはおたふくと、別にイカリじゃなきゃ嫌って程のコダワリはないんですがね。しょう油だってキッコーマンもヒガシマルもドンと来い。 マヨネーズもキューピーだろうと味の素だろうと、気にしないタチなもんで。 もちろん、ウスターソースと50歩100歩なコンセプトで生まれた、コーラにだってコダワリはありません。

ペプシだろうがコカコーラだろうが……カロリー半分だろうとオフだろうと、妙なフレーバーが入っていようと、青色だろうとドンと来い。もちろん27日発売の、今さら感が漂う レモン味コカコーラにたいしても……美味しいのかな?


5月24日
何かと新しいコトやってみたがるコンビニが新たに100円ショップを展開しちゃうとか。 1ヶ月前(4/27)に『セブンイレブン』いい気分〜♪限定で発売された『みかん』と『あんず』味のファンタを試飲しないうちに、何と言うことでしょう。

いや、ファンタは単にビビって冒険できなかっただけなんですけどね。 ファンタといえば、愛野美奈子こと小松彩夏ちゃんのCMやってるはずなのに、なかなか出会えません。噂では聞いてましたが、昨日のちちんぷいぷい『今日のダレ?』コーナーで紹介されてた“だっちゅーの”ポーズ等の裏話とか聞いてるうちに、なにやら見てないのが無性に悔しく……って、話がズレた。

3年で1000店舗ばかり全国で展開する予定の「STORE 100」は、限定ファンタ発売のちょうど一ヵ月後の5/27に(もう3つ寝ると?)一号店が開くそうで。 生鮮食料品も扱うコンビニ風味の100円ショップ(でも税別)。実際利用できるのは……関西じゃ来年か再来年、かな。

5/25追記 『ちちんぷいぷい』の「今日のダレ?」コーナー直前にファンタCMしてました。しかも直後にゃプロのカメラマンになってる妄想抱く、中学生の紹介がバッチリと。お、恐るべし日本コカ・コーラ。


5月23日
暑くもなく寒くもなく、梅雨もまだ来ない5月は、フリマ(フリーマーケット)のシーズンです。何かとドタバタする4月が過ぎて、引越しなんかも一段落。その時出てきた、要らないけれど捨てるにゃ惜しい品々に値札つけて売りさばく!

一番多く売られているのは、着られなくなった子供服だったりするけれど、丹念に探してみれば古いゲームや、50円均一の文庫本。はたまた200円均一の古着など、魅力ある商品はあちこちに。冷やかしてるだけでも楽しいんだよなぁ。

その中に、貸し衣装屋さんから落ちてきたウェディングドレスが1000円均一なんかで売られていたりするわけですが……コレ、誰が何のために買うんだろう。舞台衣装とか、裾上げして無理やり天使系ゴスロリなコスプレですかい?


5月22日
海の向こうで、SWとかいう特大の特撮映画が封切られたりしてますが、日本でもコッソリ、シリーズなんだけどシリーズじゃない映画のディレクターズカット版DVDが発売されてたんですね。 1年間、日記で連載してたのに、すっかり忘れていましたよ、劇場版・仮面ライダー剣(ブレイド)DC版。 そんなウッカリに反省も込めて、行ってみようか特撮感想日記〜

魔法戦隊マジレンジャーステージ15『花嫁の兄〜ジルマ・マジ・マジュナ〜』
まとめコーナーへ誘導させていただきます↑クリックのお手数おかけして、すみません。
ここのファイルサイズがデカくなりすぎまして……。

仮面ライダー響鬼・十七之巻『狙われる街』
主旋律が途中でストリングスからトランペットにバトンタッチだった今回のOP。 変身セット(6/5発売)のCMも始まった、3人目ライダー・轟鬼が加わって、何カットか映像が新しくなってきました。 オロナミンCなんか劇中CMだけでなく、ヒビキさんバージョンが予告前に!  劇場版クランクイン(多分)で本編出演時間は短くなってるヒビキさんですが、オロCがソーセージCM並に見応えたっぷりなので無問題……かな。

「じゃ、次いってみよう」…ジョージア?(飲んでるのはオロCなのに)
青い音撃棒が出てきたとき、弾鬼さん再登場かと色めき立ちましたが、みどり(梅宮万紗子)さん開発の試作武器を響鬼さん(演 細川茂樹)が竹薮で試してただけでした。 センサーつきの金属棒をぶった切る青い鬼の剣。直後に爆発して失敗作扱いでしたが、火が出やすくなったって着火マンみたいな感想ですな〜、マスクオフのヒビキさん。 PCに繋がれたカメラやオシログラフはハイテクだけど、鬼石の精霊を上げただのと飛び交う用語はオカルト風味。 しかし青の次は黄色って、黒マントに負けてられないからって……白ボトムのみどりさんも相当実験好きです(緑や黒の鬼石はどうだったんだろう?)。

「任せて安心と言う感じがするから…」「あたし別に引越し屋サンじゃないんですけど〜」CMネタ多いなぁ
亀戸のショッピングモールでイブキ(演 渋江譲二)と立花香須実(演 蒲生麻由)は、鬼にとっては消耗品の服の買出し……という名目でデートなのかな。 吉野で遊んでた供の頃も迷った時の決定権は香須実さんにあったこのカップル「これ以外だったら、どれが良いですかね」「あのねーイブキくん、自分の服なんだからさ」 でも洋服に関しては優柔不断というより、香須実さんの紳士服に対するセンスが微妙すぎるんじゃ?  香須実さんのさらなるお勧めトカ言ってるし。しかし、そのデートは街行く童子&姫の姿で中断。 街中探索時、チェスターみたいな光学迷彩になるディスクアニマル達のオーバーテクノロジーっぷりに燃え。見えないアサギワシにビビる香須実さんの演技力も光ってるなぁ。

「何だお前、また腹が減ったのか」「もう少し待ってな」「“待ってろ”って」
照明さん(瑠璃の島)が迷ってたスクランブル交差点で、ハイソックスを手に履いて四足パフォーマンスで通行人を楽しませる童子(演 村田充)と、カメラまたぎカットをやってのける姫(演 芦名星)。いろんな意味で大サービスです。 「このヘンのはずなんだけど」路地裏に迷い込んできたOL(上村愛香)にペコンっておじぎして、アルビノジョーカー人間態みたいな姿勢でにじりより 「すいませーん、お腹減ってるんですけど餌になって貰えませんか?」四つんばいで片足伸ばしてつま先トントン。 ムチでワーム呼ぶハイゾビルよろしく、地面にボコっと落とし穴「美味しかったか?」。音で召喚なんてモグラの魔化魍っぽいけど、予告見ると巨大魚?

「さて……うちの日菜佳との事なんだけど、トドロキ、オドロキ?」「トドロキです……(油汗)」
妖怪退治NPO・猛士の関東支部では、事務局長・立花勢知郎(演 下條アトム)が、お婿さん候補イビリやってました。イブキもイビキ呼ばわりされてたもんなぁ。 いや戸田山登己蔵改め轟鬼(演 川口真五)が、備品や車を師匠・斬鬼から引き継ぐ件の、手続き&登録事務が主題で、トドロキのザンキ(松田賢二)への憧れがにじみ出る良シーンだったんだような気も……?  新しい鬼の申請書類用に健康診断が必要だとトドロキが病院向かったのは、勢知郎の“京都のブブ漬け”式ネチネチ攻撃から逃げる口実じゃないかと妄想してたら、その辺スッパリ記憶から飛んじゃいました。

「いらっしゃーい」(半泣き)
地下基地で父親がカレシをねっちりイビってる余波か、甘味処『たちばな』では立花日菜佳(演 神戸みゆき)ちゃんが凄いくしゃみしてました。もちろん運んでたお茶は淹れ直し〜。 クリーム三つ豆がまだ来ないと竜頭蛇尾に抗議するおじ様や、常連の老夫婦らしきお客様が入ってきたりと、人手が足りないときに限って混む甘味処の救世主は……予告見る限り視点人物の明日夢君みたいですなぁ。 まぁ、そうでもしないと学園パートと猛士サイドが乖離しちゃうんだけど、ブラバンの活動予定も結構ビッチり詰ってたのに大丈夫かなぁ。関係ないけど「よろしかったですよね」って日菜佳の接客に現代っ子らしさを再確認したりして。

その安達明日夢(演 栩原楽人)は、久しぶりに登校した天美あきら(演 秋山奈々)にノートコピーしてあげると、学校の廊下でヒビキさんに託された任務を実行中。 知らぬうちに、なんともっちーこと持田ひとみ(演 森絵梨佳)に目撃されてしまいました。プチハートブレイクなもっちーと紀子(演 藤枝由似)の会話に何か察するあきらちゃん。 体育の授業で明日夢の背中見てウジウジしてるもっちーに、ステディじゃないと説明です。お友達化したもっちーとあきらが明日夢の肩ぽんぽん。両手に花の図と直後の、バスケットボールのヘディングオチはかなりベタですが、日曜朝からドロドロしなくて本当によかった。 ところでマジやばい高寺のテストって…何? 噂の風見先生だけでなくプロデューサーと同名の教師もいるのか、城南高校。

「天美は早退になりました」伊佐倉先生(米山信之)
その、マジやばいテストがどうなったのか、かなり心配ですが、街で童子&姫発見の連絡受けたあきらちゃんは、武器とディスク取りにイブキのマンションへスカートで大疾走(いやぁ、ガレージに2台もバイクを並べてるとは……さすがは伊織おぼっちゃま)。 不信がるもっちーへの説明に苦慮する明日夢君。海外の大会にも出るオリエンテーリングの優秀な選手で、親善なんとかとかで忙しいと説明です。 一応、猛士の表向きの活動に即してて、なかなかのナイスフォロー?

あきらがもって来る音撃管・烈風を待つのかと思ったら、童子と姫の活動だけでも止めたいと大型スクーターで出撃のイブキと香須実(ミ、ミニスカートなのにっ)。 しかし、今度のオフが土日ならあきらが服買うのに付き合って欲しい「出来れば僕も一緒で」ってのは、女の子らしい楽しみが少ない弟子の事を思いやってるんだか、下心メインなのか、ぽややん属性のせいで判断つかんなぁ。
イブキのサポート依頼されたヒビキさんたちが、畳んだ実験機材やキャンプ道具一式をどんどん車に乗せちゃいつつ、 ひそかにヤバいことやってるなんて不吉なコト言ったヒビキのせいだとか、口は災いの元だとか「そりゃちょっと違うだろ、みどり!」とか、何気に、アダルト腐れ縁カップル成立っぽい描写もあったしなぁ。ヒビキ・香須実の赤い糸は消滅かな。

「鬼ね」「僕が相手をするよ」
童子達がいそうな廃工場で、作業員(芝崎昇 光宣…オオキ?)が休憩してるのみて「おくつろぎの所悪いんですけど、バイクの調子が悪くなっちゃったもんで」遠まわしな避難誘導する香須実姐さん。 追おうとする童子と姫をDAで牽制し、バク転後にゆったり変身する童子たちにを睨んで、デート時とは打って変わった勇敢な態度で変身する威吹鬼(演 渋江譲二)。一般人がいなければ香須実さんにもイイとこ見せられたのに残念ですなぁ。 まぁ、怪姫が口から吹いた水攻撃に、マトモに突っ込んでコケた所は見られなくて正解でしたが。

トドメだと突っ込んできた姫を右手の仕込み爪(標準装備だったんだ〜)で撃退し、半年ほど前に睦月がぶら下がってた気がする工場内での、鉄パイプやドラム缶投げつけるデカミドゥリ式攻撃してくる怪童子に対して、気合溜めてつむじ風を手や足にまといつけ、真空切りでズンバラリンと飛んでくる障害物を斬り払い、急接近&真空かかと落としでケリつける姿はカッコよかったなぁ。 瀕死の姫が最後の力でトントン召喚した魔化魍の落とし穴攻撃から身をひるがえす様もなかなか(やっぱり香須実姐さんは見てないわけですが)。 その穴から飛び出したアンビリカルケーブルつきの人間大魔化魍(一部?)の触手を避けてたら、サポートのアサギワシ、キアカジシ、リョクオオザルが、パコっと開いたハエトリ草みたいな口に攻撃しかけて、むしゃむしゃ食われるという、お子様半泣き、親御さんはアレを連想して凍りそうな衝撃場面で、今週は引き…。

次回予告 十八之巻『挫けぬ疾風』
「音撃管があれば戦い方はあるんです」響鬼と並び立つ鬼パート2したり、水中戦になっちゃうみたいな映像が流れてましたが、息の代わりに水を吹くんでしょうか威吹鬼くん。 あきらが、お馴染みのトンネルで黒のマントさんと出会っちゃったりと、あちこちピンチな十八之巻。 中でも一番ゆるいピンチは作務衣で初アルバイトの明日夢かな。


5月21日
『タイガー&ドラゴン』と『離婚弁護士2』が若いコ達に人気なんてアリエなーい。いや、私が気に入るドラマは大抵視聴率が低かったり、放映短縮されちゃったりするからさ(どうせアマノジャクさ〜)。
……ウルトラマンネクサスの低視聴率&放映短縮、まさか私にとってのイチオシドラマだから? ガーン。
と、ともかく涙こらえていってみよう、特撮感想日記。

ウルトラマンネクサス エピソード32 影 ‐ アンノウンハンド ‐
黒いウルトラマン・メフィスト。先週の予告で薄々わかっていたけれど、ウルトラマンが逝く回……バトルにCGが多用されるのは、スタッフからの最後のプレゼントなのかなぁ。 少ない制作費からやりくりして……うわー、余計に泣けてきた。空中戦してたウルトラマンが別なあたりに。いや、赤目さんも可哀想なんだけどね。

「もう止めてくれ、何をされても俺は何も思い出せない」
ナイトレイダーの元副隊長で、悪のウルトラマン・ダークメフィストの適能者だった溝呂木眞也(演 俊藤光利)。 やっぱり松永要一郎管理官(演・堀内正美)に拷問、いやブレインスキャニングされてたか。 でも記憶喪失の相手には、あのハイテク眼鏡は無効(姫矢のトラウマバリアーにも弾かれてたし)。 一時間の休憩中に「俺は何者なんだ」なんて呟いたら、黒幕さんからの接触=過去映像のダイジェスト開始。「お前は人形。……ただの道具だ」思い出せ、お前のやった残酷なゲームを。おおっと、斎田リコ惨殺の際、黒幕さんの実体が後ろにいたとは。しかも顔見知り……?

「記憶を取り戻したようですね……ではさっそく我々の質問に答えてもらいましょう」
脱走して、TLTの職員相手に素手で大立ち回りしてる溝呂木も迫力あるけど、 銃口向けられてんのに質問続け「あなたのゲームは終った、今更逃げても意味はない」なんて淡々と説得する管理官も、肝座りすぎて異様な迫力です。 動揺したのは溝呂木への一斉射撃の時だけ(生かして捕らえないとウルトラマンのデータ取れないもんなぁ)。

「俺にはまだ、やる事がある」
遊園地の殺陣では見直しましたが、今回はドジっ娘に逆戻りのメモリーポリス野々宮瑞生(宮下ともみ)ちゃん。 間ン悪く溝呂木の人質にされちゃいました〜。それを発見して追跡開始したMP仲間・三沢広之(竹内義人)。 謎の青い視線に見初められ心と体を乗っ取られちゃいました〜。 振り向いて「お前は……」ってコトは、立ってたのは顔見知りか、等身大メフィストかな。 ああ、放映短縮なかりせば、三沢は悪のウルトラマン2世としてお子様と大きいお友達に強烈なインパクト残せたろうになぁ。 結局、フリージャーナリストに何度も出し抜かれ、闇に取り憑かれた、情けな〜いMPになっちゃいました。

「今まで何人の記憶を消した」「49人よ」覚えておかなきゃって思ったから……
山道で恐れることなく逃亡犯と会話してる人質瑞生ちゃん。 わき腹に弾がかすったか流血してる溝呂木に“やるべき事”があるなら休めと優しいアドバイス。 廃屋で気を失った溝呂木が目を冷ますと、崩れた天井から落ちてくる一枚の羽と鳩の声と暇つぶししてる人質。 このへん『ブレードランナー』臭が漂いまくってて、涙腺が活動準備始めそう。 「だって人質だから」微笑んで逃げない瑞生と溝呂木は、山邑理子(小池彩夢)を苦しめたって罪悪感で結ばれた、スネ傷仲間。 「その子の両親を殺したのが俺だったんだ」もう一度だけ会ってあの子に謝りたいという溝呂木の体を案じ、あたしが、あなたをリコちゃんに会わせる「約束する。だから戻って」と懇願する瑞生。 最近、人を信じられるようになった理由……ベタだけど憐と孤門に出会ったからなんだろうな。

瑞生を心配するMPリーダー首藤沙耶(日高ひとみ)と松永管理官に、 溝呂木逃亡を知らされた和倉英輔隊長(演・石橋保)。 今更、溝呂木拘束の事実が我々に知らされなかったコトの是非は問わないって……隊長サンだいぶ組織に愛想つかせてますなぁ。 ナイトレイダーの全員出動が無理となれば、溝呂木追跡に名乗りを上げるは、もちろん我等が西条凪副隊長(演・佐藤康恵)。 「私が行きます、孤門隊員と一緒に」……よって、平木詩織隊員(演・五藤圭子)と石堀光彦隊員(演・加藤厚成)、今回は壁紙〜。

「もし私が倒れたら、貴方が溝呂木を撃ちなさい」
孤門一輝(主人公 演・川久保拓司)を連れて、他の職員がなぜか見つけられなかった血の跡を手がかりに、先回り&挟み撃ちに成功する副隊長。 恋人を殺されるわ、その死体まで利用されるわと、散々な目に遭ってた孤門を見て“あ、謝らなきゃいけない相手がここにも居た”って顔で諦める溝呂木。 でも、溝呂木を撃ったところでリコは戻らないからと、銃を弾いただけで許す孤門くん……この辺がライダー的世界観とウルトラワールドの違いかな。 凪から身を挺して庇う瑞生ちゃんを見て「もういい、本当に変わったヤツらだ」逃走諦めて、治療受けて管理官の手に落ちるのかと思ったら……

「これからは、俺がヤツに代わってこの世を闇に塗りこめる」
役目は済んだと溝呂木を貫く紫の光線。振り返れば、薄笑いの三沢がメフィストツヴァイに変身です。 「この子を守るのよ」凪副隊長が足止めに残ったものの、ハンドガン対ウルトラマンじゃ勝負にならないし、 孤門と瑞生は上からビシバシ撃ってくるダークレイフェザー(セメント爆発)の中を駆け抜けるハメに。 メット被った孤門はともかくロングコートだけが頼りの瑞生ちゃん、かなり危険な撮影です。 一年前の同じ時間、ナパーム(ガソリン爆発)の中を歩いた美少女戦士がいたからって、瑞生ちゃんに対抗させんでも……(見上げた女優魂やけど、円谷も東映もオニや〜)。

バルタン星人笑いする黒いウルトラマン出現を感知して、疾走変身する千樹憐(内山眞人)。溝呂木絡むと遊園地組やCIC吉良沢優(演・田中伸彦)の出番、無くなっちゃうんだよなぁ。

しゃがみ出現やドロップキックは痺れるほどカッコ良かったけど、ウルトラマンネクサスは赤目メフィストに大苦戦。 ジュネッスブルーに速やかに変わった後の、ドラゴンボール風味というか北斗の拳というか聖闘士☆矢なCG空中戦に、 青空背景に鉄橋のミニチュアに手刀など、かなり豪華仕様なバトルシーンでしたが、結果は岩肌に叩き付けられ「キサマの力は、もうすぐ燃え尽きる。その前に俺が全て吸い取ってやる」青ウルトラマンの絶体絶命のピンチに。

それを見上げた瀕死の溝呂木が右手に光集め、咆えながら変身するシーンは、燃えの中に切なさてんこ盛り。 「まさか」見上げる副隊長や孤門と瑞生の前で、ジュネッスブルーを庇って戦い始める溝呂木メフィスト。 でも腹に三沢のメフィストクローで致命傷受けて、最後はTV版木場みたいな状況に。 俺に構わず撃てと言われて迷う憐。「それが光を得たお前の役目だ!」……アローレイ・シュトローム受けて光に分解していく2体の黒いウルトラマン。

「お前はもう変身できないはずだ」と三沢メフィストが言ってたのはダークエボルバーの所有権のコトかな。 溝呂木が使ったのは闇ではなく姫矢准(演・桐島優介)に託された光なんだろうけど……出現ポーズは最期までお笑い芸人風味でした。

「あなたは私の目標だった……罪を償うなら生きて! もう一度人間として」
憐が木の影から見守る中、後輩で元カノの凪副隊長の腕の中で息を引き取る溝呂木。 空から降ってくる雪と白い羽は、イメージと言うことで出所を考えちゃイケないんだろうなぁ。 「俺はただの操り人形だった」三沢も闇の力を持つ“ヤツ”に操られた人形。 「気をつけろヤツはお前たちのすぐ近くにいる」……推理小説の定石が当てはまるなら、黒幕候補は石堀(この前の熱いセリフは信じたいが…)、詩織ちゃん(でもイベントの握手会が〜)、吉良沢(でも地の文=モノローグでウソついちゃいけないし)、 コンタ(役目不明のMP)? うーん、北米本部のスパイ(隠密査察官)や監視者である可能性はあっても“闇”には遠い気がするんだけどなぁ。

「目覚めのトキはチカイ」
謎の黒幕さんだか監視者さん。 PCに、姫矢准、斎田リコ 溝呂木眞也 三沢広之 千樹憐 と歴代デュナミスト(変身者)のデータ表示させてましたが……最後に孤門と凪副隊長が!? やっぱり光を受け継ぐ候補に入ってたのか〜。 しかし、デュナミストの素質がある人間をTLTに集めるのも良し悪し。ウルトラマンにならずとも、ビーストを感知したり行動を先読みしたりできるから、戦力アップにはなるけれど、アンノウンハンドの乗っ取られ要員を身内に抱えるコトにもなるんだよなぁ。

予告 エピソード33 忘却 ‐ A.D.2004 ‐
ハムの人が主演したウルトラマンの映画、もとい、過去の記録を見て、凪たちがビックリしてましたが……こんな素晴らしい劇中CMやるってのに、なんで劇場版ウルトラマンのDVDは7/22発売なのさ〜。 PS2ソフトはグッドタイミンクなのに。これが短縮の弊害というヤツか。 街の中にビースト出るわ、TLT北米本部の査察は入るわ、“地球の滅亡”なんて単語も出てきて、盛り上がってまいりましたが……終わりの時も確実に近づいてまいりました。

PS. 26日発売のプレステ2ソフトも新バージョンでしたが、マックスの番宣も新バージョンでした。ただ、お通夜気分の真っ最中だったんで「空気読め」と、睨んじゃったのはココだけの秘密。


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